こんにちは。まさおです。
共通テストの第2日程が1月30・31日と実施されています。前回の記事では初日の英語・国語・地歴・公民の難易度を中心にご紹介しました。
今回は「共通テスト第2日程2日目の状況」を取り上げます。
数学・理科難易度の第1日程との比較
第2日程2日目は、数学と理科の試験が実施されました。
河合塾の速報サイトで問題・解答と分析内容が確認できます。
上記サイトをもとに、初日実施科目も含めて難易度をまとめてみました。
日程 | 科目 | 第1日程との 難易度比較 |
---|---|---|
1/30 | 英語リーディング | ほぼ同等 |
1/30 | 英語リスニング | やや難 |
1/30 | 国語 | やや易 |
1/30 | 世界史B | ほぼ同等 |
1/30 | 日本史B | ほぼ同等 |
1/30 | 地理B | やや易 |
1/30 | 現代社会 | ほぼ同等 |
1/30 | 倫理 | ほぼ同等 |
1/30 | 倫理・政経 | やや易 |
1/31 | 数学Ⅰ・A | やや難 |
1/31 | 数学Ⅱ・B | やや難 |
1/31 | 物理 | ほぼ同等 |
1/31 | 化学 | ほぼ同等 |
1/31 | 生物 | やや難 |
1/31 | 地学 | やや難 |
下半分の2日目出題科目は多くが「やや難」という分析結果になっています。
作業量が増えたり、参照資料が多かったりといった部分で第1日程よりも手ごわかったようです。
主要科目全体を通してみると、
やや難…5科目
ほぼ同等…7科目
やや易…3科目
と少し難化という感じです。受験生によって選択している科目が異なりますから、個々の得点への影響は子の難易度バランスとは異なって出てくると思います。
自己採点を終えたらすぐに出願をしよう!
第2日程を無事終え、自己採点をしたらすぐに出願準備に取り掛かりましょう。
出願締め切りは2月5日です。
各予備校が発表している各大学のボーダーライン情報を参考に、2次試験の見通しを把握して出願対応をするとよいでしょう。
第2日程を体調不良で欠席したら…?
万が一、第2日程も新型コロナの影響等で受検できなかった場合は、2月13・14日に実施される特例追試験に回ることになります。
現時点では具体的な受験予定者数は公表されていないようですが、試験日程や試験会場、その後の出願スケジュール等も異なるため、注意が必要です。
【試験日程】2月13・14日
【試験会場】東京と神戸の2カ所のみ
【試験内容】センター試験の予備問題使用のため共通テストと異なる
【国立2次出願】2月15~18日
試験会場も少なく、試験終了後すぐに2次出願ということで、正に過密日程での受験準備となります。地方の生徒が特例追試を本当に受験できるのか心配になります。
特例なので設定があること自体ありがたいことと考えるべきなのかもしれませんが、実受験者が出てきた場合には、その受験生のその後の状況はきちんと追跡して今後の対応に生かせるようにしておくべきだと思います。
新型コロナの影響で実施が危ぶまれた共通テストですが、何とか2日程の実施を終えることができたようです。共通テストに関連したクラスター発生という話も出ていませんので、まずは良かったです。
いよいよ2月に入り、私大の個別試験も本格スタートします。コロナ禍の入試をきちんと乗り切れるよう頑張って行きましょう。
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