こんにちは。まさおです。
3/12から国立大学のいよいよ後期日程の試験がスタートします。
前期とは試験科目が異なり、小論文や面接なども多いため、対応が難しいかもしれません。
今回は「国立後期試験との向き合い方」というテーマです。
国立後期日程まで試験に向き合う受験生は少ない
国立の後期まで入試をあきらめずに頑張り続ける受験生は少ないです。
もちろん、前期日程で合格が取れれば後期にチャレンジする必要はないのですから、ある意味後期試験にチャレンジしている人は、どこかで不本意な結果を手にした受験生である可能性が高いのです。
一方で、安易に私学に入学を決めず、浪人にも流れず、最後まで試験を受けようとする姿勢は素晴らしいですし、仮に結果が出なかったとしても社会人になってから貴重な経験となって、自分を支えてくれるはずです。
後期試験に向き合うために重要なポイントを簡単に整理します。
受験を終了した友だちとは一線を引き我を通す
後期試験を受験するタイミングでは、多くの友だちが入試を終えています。
今まで溜まったビデオを見たり、映画に行ったりという友だちをしり目に受験勉強を続けるのはそれなりの強い意志が求められます。
幸いにして卒業式も終わっている学校が多いでしょうから、自分は後期受験をすることを宣言して入試が終わるまでは友達との関係を断つようにしましょう。
後期日程の試験で重要なのは「我を通す」という感覚です。自分がやりたいことをやっているという感覚です。周りから後期まで受ける必要があるのかといったことを言われるかもしれません。
坂本龍馬の「世の人は我を何とも言わば言え 我のなすこと我のみぞ知る」的な発想ですね。
過去問を手に入れて目を通しておく
後期日程は過去問自体もあまりやっていないケースが多いようです。
赤本には後期の問題が載っていますので、年数が少なくても必ず目を通すようにしましょう。
過去問を見ないまま試験に臨む受験生はいないと思いますが、試験は対策によってかなり合格可能性を高めることができます。正しく試験を受けるためには過去の試験を正しく知っておくことが重要です。
小論文は型をきちんと身につけておく
後期日程で多いのが小論文です。
短期間で小論文の力を磨くのは難しいのですが、型を身につけるという観点が重要です。試験時間が決まっているわけなので、その中で最高の答案を書くには効率よく文章構成を考える必要があります。
事前に型を持っておくことは、試験時間内で文章構成を考える手間を最小にしますので、短時間でよい文章を書くには非常に有利です。
過去に小論文の書き方についての記事を載せていますので、ぜひ参考にしてください。
字数が1200字を超えても基本的な発想は変わりません。
後期では素の自分を正しく相手に見せる姿勢が重要
後期日程の特徴として、小論文や面接が多いという特徴があります。
前期日程に合格した生徒は後期にはいませんから、後期日程に出てくる受験生を学力で見るというよりも学力以外の強みで評価をしたいと考えている大学も多いようです。
小論文や面接試験の前に、自分はこれまでどんな高校生活を送ってきて、将来どんなことをやりたいのかをきちんと考えておきましょう。
確固たる目標ややりたいことがあるなら、その目標ややりたいことを決めた背景・きっかけを改めて振り返っておきましょう。そのきっかけがあまりに荒唐無稽でないなら、そこに一本筋を通すことで小論文や面接の軸にすることができます。
大学合格を目指す以上、一定レベルの学力は必要ですが、共通テストの結果で見てくれるケースが多いです。そうなると学力以外の個性をアピールできるようにしておくことが有効です。
後期日程は人間として成長する絶好の経験だと思います。真摯に向き合ってきちんと振り返りができるような入試にしてください。
結果がついてくれば最高ですね。
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