北海道立高校入試で次年度から学校裁量問題等の入試変更を実施

高校入試
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
北海道教育委員会は、3/22、令和4年度の道立高校入試の変更点を記載したリーフレットを公表しました。変更点自体は令和元年6月にすでに出ていたものですが、改めて周知を図るという趣旨だと思います。

今回は「北海道立高校の入試変更点」を取り上げます。

令和4年度からの北海道立高校入試変更点

◆新指導要領に合わせて出題内容等を変更
学校裁量問題をなくし、問題を一本化
各科満点を60点から100点に変更
試験時間を45分から50分に延長
リスニングの配点を英語全体の25%から30~35%に拡大する

 など

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北海道教育委員会のリーフレット

今回発表されたリーフレットはこちらです。
すでに令和元年6月に発表されている内容を1枚にまとめた格好になっています。
令和4年度入試の主たる変更内容は以下の通りです。

合格者の選抜方法や内申点の取り扱についての変更点はないようです。

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今回の変更の背景と受験生への影響

前述の通り、こちらの変更点は4月から中3になる生徒が中1の時にすでに発表されていますから、特に目新しいことではありません。
一方で、コロナ騒動などもある中で改めて受験生への周知を行い台東手指での再告知という趣旨でとらえるのがよいと思います。

学校裁量問題の廃止

札幌のトップ4校は共通問題だけだと受験者の得点差が開きにくいことや、大学受験での合格実績を見据えて難易度の高い問題を解く力をみたいという趣旨で学校裁量問題を採用してきたことと思います。

今回の裁量問題の廃止で上記の問題はどうなるのでしょうか?

今回の一本化で共通化される入試問題は難易度が上がる前提で考えらえれているはずです。
リスニングの比率や1回しか再生されない音声、「思考力・判断力・表現力」といった新学習指導要領が求める力を入試問題に反映させるればおのずと難易度が上がるということで裁量問題を廃止していると捉えるのが妥当でしょう。

思考力・判断力・表現力をみる問題

共通化された問題の難易度が上がり裁量問題を廃止できる根拠として、「思考力・判断力・表現力をみる問題」の出題が挙げられます。

北海道教育委員会はその具体例を公表しています。こちらから確認が可能です。

実際は意見時間が伸びたり配点が60点から100点に変更されたりすることから、問題の分量や難易度が過去の入試問題よりも上がると考えるのが自然だと思います。

出題形式や解答方式について参考にするのがよいと思います。

受験生への影響は?

度の入試でもそうですが、このような変更点が多数出てくると、過去問が使えなくなるのでは?といった不安が出て来ます。
確かにこれまでの延長で入試が行われないので、不安になるのは当然なのですが、どの受験生も同様であるという意味では公平性は担保されています。

では、受験生はどうすれば良いのでしょうか?

基本は学校や塾の授業をきちんと受けて、教科書内容の問題をきちんと解けるようにするということが最優先です。

また、模擬試験などは次年度の入試変更点を想定したものが準備されるはずですから、措置らを積極的にん受験して新しいタイプの入試時間・配点・リスニング・解答用紙などに慣れることが重要だと思います。

まさお
まさお

落ち着いて丁寧に目の前の教科書に載っている問題に対処できるようになっていれば、どんな問題でも合格ラインに到達できます。いたずらに右往左往せず、どっしりと構えて目の前の教材を1問でも多く解けるようにしましょう。


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