こんにちは。まさおです。
大学入試センターは令和4年度入試向けの大学入学共通テストの受験案内を公表しました。昨年と比して、制度上の大きな変更は第2日程や特例追試験がなくなったことを除けばほぼありません。
今回のテーマは「令和4年度大学入学共通テスト受験案内」です。
大学入試センターが共通テストの受験案内を公表
7/9、大学入試センターは令和4年度向けの大学入学共通テストの受験案内をホームページ上で公表しました。
章ごとのダウンロードと一括ダウンロードが可能です。
全体で80ページ及び、全体ダウンロードファイルは約50MBもあるので、スマホなどで見る場合は中が必要です。
主なスケジュール
実施にまつわる主要なスケジュールは以下の通りです。
項目 | 主体 | 日程 |
---|---|---|
検定料払い込み | 志願者 | 9/1(水)~10/7(木) |
出願 | 志願者 | 9/27(月)~10/7(木) |
確認はがき送付 | 大学入試センター | 10/27(水)までに到着 |
登録内容訂正申し出 | 志願者 | 11/4(木)まで |
受験票送付 | 大学入試センター | 12/15(水)までに到着 |
受験票チェック 写真貼付・試験場確認等 | 志願者 | 1/14(金) |
大学入学共通テスト受験 | 志願者 | 1/15(土)・1/16(日) |
正解等の発表 | 大学入試センター | 1/15(土)・1/16(日) |
平均点等の中間発表 | 大学入試センター | 1/19(水)予定 |
得点調整有無の発表 | 大学入試センター | 1/21(金)予定 |
追試験実施 | 大学入試センター | 1/29(土)・1/30(日) |
平均点等の最終発表 | 大学入試センター | 2/7(月) |
成績通知書の送付 | 大学入試センター | 4/1(金)以降 |
昨年と異なり日程選択と特例追試験がなくなっています。
ほぼ全員が第1日程を選択したわけですし、今年は休校措置もなかったので当然の対応だと思います。
コロナ対応は昨年とほぼ同じ
コロナ対応については以下の記述があります。
太字・アンダーラインはこちらで着けたものです。
新型コロナウイルス感染症予防のため,日頃から手洗い・手指消毒,咳エチケットの徹底,身体的距離の確保,「三つの密」(密閉,密集,密接)の回避などを行うとともに,バランスのとれた食事,適度な運動,休養,睡眠など体調管理を心がけてください。
試験場内では,常にマスクを正しく着用(鼻と口の両方を確実に覆う)してください。フェイスシールド又はマウスシールドの着用のみでは,受験することはできません。病気・負傷や障害等により,マスクを着用することが困難で,マスクを着用せずに受験することを希望する場合は,受験上の配慮申請が必要です(→15ページ)。マスクを着用せずに受験することが許可された者の試験室は別室(少人数の試験室)となります。受験上の配慮申請を行わずに試験当日に申し出た場合は,マスクを着用せずに受験することはできないため,追試験の受験を申請してもらうことになります。
なお,新型コロナウイルス感染症に罹患した場合(濃厚接触者になった場合を含む。)の対応など,受験に当たっての具体的な感染症予防対策については,受験票等を送付する際に同封する「受験上の注意」に明示しますが,大学入試センターのホームページ(→裏表紙)においても情報を提供しますので,確認するようにしてください。
試験場内での鼻と口を覆う形でのでのマスク着用は今年も義務付けられます。
今年の1月の試験でマスクを着けずに失格になった受験生がいましたが、何らかの事情でマスクがつけられない場合は、事前に配慮申請をすることで対応してもらえますので、きちんと申請をしておくようにしましょう。
コロナ禍での2回目の共通テストは粛々と準備を
上記の通り、今年はコロナ禍であっても1回目の試験を乗り切ったことからその際の経験をもとに落ち着いた対応が進んでいます。
受験生側も解く慌てたり身構えるような情報はありませんので、与えられた情報を丁寧に読んで粛々と対応するようにしましょう。
特に、今回の受験案内のようにい80ページにも及ぶ資料となると、読み込むこと自体が面倒に感じられるかもしれませんが、ざっと一通り目を通して気になるポイントを集中して読むなど丁寧な対応が必要です。
リスニングは事前情報の整理が重要
特にリスニングについては、読み上げの回数や試験時間中の流れ、ICプレーヤーの使い方など試験を受けるために必要な情報が丁寧に記述されていますので、試験直前も含めてきちんと目を通しておくことが重要です。
読んでいるかいないかで、多少の得点差が出ると思いますので、いい加減にせず情報取得にエネルギーを割くようにしましょう。
試験準備において、事前情報の入手は受験生をかなり有利にします。過去問演習もある意味で事前情報の入手の観点が強いわけですので、情報量で不利にならないように配慮するとよいでしょう。
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