こんにちは。まさおです。
教員のストライキや就学支援金や教員への給与未払いなどに揺れる和歌山南陵高校で、今度は年金の滞納が発生したようです。
何が起こっているのかを早めに解明して、必要な処分を行ったうえで生徒への教育を期tんと単包してほしいものです。
今回は「和歌山南陵高校で今度は年金滞納」というテーマです。
私立和歌山南陵高校の年金問題
5/30、ANN系列のニュースで、私立和歌山南陵高校に新たな問題が発覚したと報じられました。
これまでも、「教員への給与未払い」「就学支援金の保護者への未払い」「寮のガス料金滞納」「両性の朝食が菓子パン1個」などと、学校運営の在り方としてあり得ない内容を頻発させてきた同校ですが、さらに追加の問題が出てきたということです。
上記記事にある通り、「年金滞納」が起こっているようです。
私立学校の教員は「私学共済」への加入が義務付けられ、毎月の給与から掛け金が天引きされています。一方で、5/27付で教員に配布された文書には、13カ月滞納が続いたため、滞納に対する措置が実施されることになった旨の記載があります。
つまり、教員側は天引きされ支払っていたと思っていた私学共済の掛け金を学校側は支払っていなかったということです。
集めた金を正しい使途に使わないというのだけは間違いなさそうですね。
この手の事件は、1つ発覚すると次から次へと余罪が出てくるのが世の常ですが、今回の一件もご多分に漏れず、いろいろ問題が発覚してきているようです。
こうなると、これ以外にも集めたお金がどこに行ったかを追跡しないと危ないですね。これ以外にもまだまだ問題が隠れているような気がします。
生徒第一に対応を考えるべき
理事長が生徒第一に物事を判断していないのは、もろもろも状況から明らかだと思います。
問題は、小野理事長以外の自治体やマスコミなどの対応が生徒不在になってはいけないということです。
先日の静岡県と和歌山県合同の立ち入り検査についても、学校の財務状況の確認や教員ストの経緯などのヒアリングが行われたと思いますが、その後の対応は生徒の学習環境をどう維持するかという軸を持って考えてほしいと思います。
今回の年金滞納の報道も、これを見た生徒はそれなりのショックを受けると思います。「やはり自分の学校は相当ヤバいところなのではないか」という印象を強くするはずです。
学校経営に一定の問題があるのは事実ですが、教員も含め学校を何とか維持して生徒指導をきちんと行いたいという人も多くいるわけなので、その人たちのモチベーションにも配慮した報道姿勢であってほしいと思います。
この一件、もうしばらく世間を騒がせると思いますが、必要な支援により早く正常化することを願うばかりです。
生徒にとって自分の母校がどんな学校だったかは、生涯にわたってついて回る重要事項だと思います。少なくとも、10~20年後に振り返ったときに自分の母校のことが恥ずかしくて人に話せないような学校になっていないことを願います。
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