
こんにちは。まさおです。
壁にぶつかった受験生を勇気づける先人たちの言葉を紹介します。
今回はその第2弾です。
ちなみに、第1回の記事はこちらから。
長い人生では思い通りにいかないことにぶつかると思いますが、多くの先人たちも同じような思いを感じ、乗り越えてきています。
今回は、学力だけでなく人間としての価値を磨いていくという視点で集めてみました。
自分の生涯を支える座右の銘になるような言葉を見つけてもらえれば幸いです。
「自分一人でやった」と自分の成功を主張することは、とても愚かで傲慢なことだ。(ウォルト・ディズニー)
世の中で、自分一人でできることは限られています。勉強も仕事も、趣味や部活動も、すべて誰かの協力があって成り立ちます。
頼るべきときに頼るべき人を頼るということが、生きていく上ではとても大事です。
これからAIなどが進化すると、ますます複雑な社会になっていきます。
自分の強さも弱さもすべて認めたうえで、必要な援助を求められる人がこれから活躍していくのだと思います。
![]() | ウォルト・ディズニー(1901年12月5日 – 1966年12月15日 )は アメリカ合衆国のアニメーター。 世界的にも有名なキャラクター「ミッキーマウス」を生み、 「ディズニーリゾート」の創立者でもある。 |
他人の意見は拒むことができるが、自分の気持ちは拒めない。自分の気持ちにうそはつけないのだ。(ジェイムズ・レイ・ハント)
人間は自分のやりたいことしか行動に移せないのだそうです。勉強でも部活でもゲームでも自分がやりたいと思うことは行動に移せます。たとえ嫌々であっても決まった時間に宿題に着手するのであれば、その嫌々のルールを自分がやるべきことと理解しているということです。
本当にやる気を出すためには、自分の気持ちの素直になったうえで、なぜ勉強しなければならないかを問うことが必要です。
![]() | ジェイムズ・レイ・ハント( 1784年 – 1859年 )は イギリスの詩人・教育家 |
どんな人でも、少なくとも1日に1つは自分には難しいと思えることに挑戦し、それをやり抜かなければ、大きな成長はできない。(エルバート・ハバード)
1日に1つは少し難易度が高いのかもしれませんが、自分には難しいと思えることにチャレンジすることが成長のきっかけとなるということです。
苦手な教科や苦手な出題形式、苦手な習慣などなど…。敢えてやってみようと一歩踏み出してみることから未来が変わっていくのだと思います。
![]() | エルバート・ハバート(1856年6月19日 – 1915年5月7日)は アメリカの思想家・作家・教育家。 |
無知を恐れてはいけない。偽りの知恵を恐れなさい。(ブレーズ・パスカル)
自分の知識がないことはもちろん望ましいことではありません。しかし、一番気を付けないといけないのは、正しい知識がないままにこれで大丈夫だと勘違いしてしまうことです。
大人も含めて、不完全な事実を都合よく解釈して、その場のお茶を濁している人は意外と多いと思います。受験に携わる皆さんは先人たちの発見や知恵を知識として吸収している段階です。自分が何を知らないかを知ることがとても重要です。
![]() | ブレーズ・パスカル( 1623年6月19日 – 1662年8月19日 )は フランスの物理学者・哲学者・物理学者・神学者・教育者。 圧力に関して「パスカルの法則」などを発見した。 生前の遺構は死後「パンセ」として出版される。 |
友人を信じないことは、友人に欺かれるより恥ずかしいことだ。(ラ・ロシュフーコー)
人としての生き方に対して重要な示唆を与えてくれる言葉です。
相手を友人として認めているのであれば、その「友人」の言葉を信じて欺かれる方が信じないよりも良いのだそうです。賛同できますか?
これは、「欺く」「欺かれる」という結果よりも、「信じる」という友人との関係性の作り方が大事ということだと思います。
真の友人はあなたが本当に困ったときに手を差し伸べてくれるかけがえのない存在のはずです。その財産を信用するという生き方があなたの人間としての成長を助けてくれます。
![]() | ラ・ロシュフーコー(1613年9月15日-1680年3月17日 )は フランスの文学者。 貴族の出身で自らの人生経験を踏まえた格言集である「箴言集」を著した。 |
真の賢人はいつも快活である。(レフ・トルストイ)
人間の心は行動によって影響を受けます。心によって行動が影響を受けるのではなく、行動が心を変えるのです。
例えば、つらい事実を口にするときに口角を上げて笑顔を作ってその事実を告げると自分の心は少し明るくなります。
トルストイの発言の真意は今はわかりませんが、快活でいることが賢人であり続けることの条件であるということなのだと思います。
ポジティブに物事をとらえる習慣が大事。よくない出来事も成長のための肥やしにすぎない!
![]() | レフ・トルストイ( 1828年9月9日 – 1910年11月20日 )は ロシアの小説家。代表作は「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」など。 ひげと眉毛がすごいですね…。 |
過ちては改むるに憚ること勿れ(論語)
『論語』には、現代にも通用する本質的な内容が数多く出てきます。
この言葉も受験生だけでなく、社会人にも当てはまる大切な考え方だと思います。
間違いに気づいたら、今すぐその間違いを認め、修正をすること。それをためらってはいけないということです。
自分のプライドや他者との関係性(含、大人の事情)などから、すぐに自分の過ちを認めづらい人もいるいと思いますが、その分事態はよくない方向に進むし、自分の成長にもつながりません。

論語の名言は以下の記事にもう少し追加していますので、ぜひこちらも見てください!!

今回は先人達の名言を7つ紹介しました。
「失敗を恐れずにチャレンジすること」
「失敗してもそれを糧に次に向かい続けること」
「失敗しても落ち込まず、学びを得たことをプラスに捉えること」
このようなポジティブなものの考え方が成長のためには必要だということです。模試の結果を恐れて腰が引けてしまうようなこともあるかもしれませんが、果敢にチャレンジしていきましょう!!
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