【中学生向け】定期テスト前の効率のよい学習のしかた

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中高生にとって定期テストは避けては通れない面倒なものです。

かつて教えていた生徒で、定期テストで毎回480点/500点満点くらいの得点をとる子がいました。その子のテスト前と普段の授業の準備内容を聞いてみました

今回はその内容をベースに定期テスト前の準備のしかたをまとめました。

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定期テストの特徴を知る

定期テストはなぜ行われるのでしょうか?

端的にいうと学校の先生が通知表をつけるのに根拠が欲しいので、生徒を点数化したいのです。

言い方を変えると先生が通知表をつけやすくするために数字が欲しいからやっているのです。

最近は定期テストを廃止する学校も出てきましたから、10年くらい経つと定期テストはなくなるのかもしれませんね…

「定期テスト廃止」で成績が伸びる理由
校長・工藤勇一氏の任期5年目となる2018年度も、千代田区立麹町中学校では次々と大きな改革が実行されている。その目玉の一つが「定期テストの廃止」だ。公立の中学でなぜ、定期テストが廃止されることになったのか。そして、校長が下したその決断に現場の教員は何を思い、どう動いたか。リアルタイムで進む「前代未聞の改革」の今を追った...

残念ながら、皆さんの中学では定期テストはすぐになくならないかもしません。

さて、その定期テストのその特徴は、明確な範囲にあります。教科書の○ページからの○ページまでと、範囲を決めてその範囲の内容をどれだけ解けるかを測るのが定期テストです。

まさお
まさお

定期テストは、事前に発表された範囲を徹底的につぶすだけで点が取れる。
めんどくさいけど、やれば必ず点数が取れるテストなんだよ!!

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テスト勉強には順序がある

定期テストは2日前後で多数の教科を一気にテストしますので、複数教科を同時並行で準備しなければなりません。

その場のノリでテスト勉強を進めるとテスト日までに準備が終わらないので、計画的に進める必要があります。

2週間前→1週間前→3日前→前日に分けて整理します。

2週間前~1週間前テスト勉強の準備⇒試験範囲をざーっと一通り勉強する
1週間前~3日前 部活がなくなるので、試験範囲を問題演習を中心に解けることを確認
3日前~前日苦手単元・苦手科目を重点的に強化する
前日一通りの見直しと暗記物の最終チェック

こんなイメージで2週間を考えてみましょう

2週間前:テスト勉強の準備〜試験範囲を浅くやる

最初にやるのは試験範囲のチェック!
学校のテスト範囲は2週間前に蔵ばれることが多いです。テスト範囲が正しく把握できなければスタートラインに立てません。
男子を中心に書類をなくしがちな人は、テスト関連の書類をまとめるクリアフォルダを1つ持っておくとよいでしょう。

試験範囲が確認出来たら、試験範囲の教科書ページをざっと一通り目を通します。
特に、英語と理科・社会は時間をかけてやるようにしましょう。
数学は主要な例題を一通り読み込んで内容を理科しておきます。

まだ部活もあって忙しい時期なので、上記の内容を1週間の間に10~20時間くらいかけてやるとよいでしょう。

まさお
まさお

1.試験範囲の確認←これが超大事
2.試験範囲の教科書ページをざっと読んでみる
3.営利者に時間をかけて、トータル10~20時間くらいでやりきる!

1週間前:問題演習を中心に解けることを確認

1週間前になると多くの学校では部活がなくなります。
学習時間が取れるようになるので、教科書内容をある程度理解している前提で問題を解きまくります。時間は2週間前の2倍程度で、20~40時間程度(1日あたり3~6時間)と考える。

・学校で配られているワークなどの問題集を全問解く(答え合わせもする)
・塾などで対策プリントなどがあれば全問解く (答え合わせもする)
 ※時間が余ったら、2週目に入りもう一度解く (答え合わせもする)

まさお
まさお

1週間前になったら、とにかく問題をたくさん解くことを意識しよう。
教科書を読んでわかった気になるだけでは絶対にダメ!
解いて実際に答えが出せるところまでやるから成績につながる!!


時間の目安は2週間前の2倍程度

3日前:苦手科目・苦手分野の強化

上記までできれば、ある程度の成績は取れるはず。
3日前からはさらに得点力を上げるために、苦手科目・苦手分野のつぶしこみに入ります。

理科や社会が苦手であれば、他の教科よりももう1周多く試験範囲の問題を解いてみます。
暗記分野が苦手てあれば、その分野の問題をもう一度覚えているかチェックします。

やるべき問題は、1週間前に手を付けた学校や塾のワークで十分です。
同じ問題を答えを覚えてしまうくらい何度も解くことが重要です。

まさお
まさお

最後に差がつくのは、苦手分野の得点力。
苦手という自覚があるところは他の分野よりも多く時間を割くべき。
他の分野を10ページやっているなら、この分野は20ページやるくらいの覚悟が必要。やった分だけ必ず点数は上がるよ!!

前日:最後の見直し

前日は、翌日テストがある2~3科目に絞って、最後の仕上げを行います。
今までやってきた問題が解けるか、覚えるべきことが覚えられているかチェックします。
仲の良い友達がいるなら、その子と問題を出し合いっこをしてチェックしてもよいでしょう。

ここまでで、大きな不安がなければ、あとは自信をもってテストに臨むだけです。
絶対成績アップにつながります!!

まさお
まさお

ちゃんと準備をしてきたなら、前日はあまりジタバタしない方がいいよ!
これまでやってきたことを最終チェックし、知識の抜け漏れがないかだけきちんと確認をしておこう!

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普段の授業の受け方

テスト勉強はテスト直前にやるだけではありません。普段の授業を工夫して受けることでテスト勉強が断然やりやすくなります。

① 試験に出そうだと先生が言ったところは大きく目立たせておく!
  ⇒直前になって確認するところが目立っているので取り組みやすくなる。
② ここは暗記しておく必要があると思ったらその場でチェックペンで色を付けておく!
  ⇒チェックシートを載せるだけですぐに勉強に取り掛かれるので楽。
③ 授業で配られたプリントは、クリアフォルダなどにまとめてなくさないようにしておく!
  ⇒試験直前にプリントを探す時間が一番もったいない。保管場所はルール化が基本!

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