こんにちは。まさおです。
7月23日~26日まで世間は4連休。1年前にはオリンピックで湧いていることを予想したこの期間は、外出自粛期間となってしまいました。
夏休みは自分の学習の不得意を修復する最大のチャンス期間です。
今回は「志望校合格を実現する考え方」について取り上げます。
志望校に合格するということ
今年は例年よりも短い夏休みをいかに効率よく過ごしていくかということが求められています。その際にポイントとなるのは「なぜ」夏休みにこんな勉強をしているのかということです。
勉強している目的は、「志望校合格」ということになりますが、志望校合格には何が必要かということが見えているかどうかで学習のポイントが大きく変わってきます。
「志望校合格」=「入試で合格最低点を超えること」
という考え方ができているかどうかが重要です。
入学試験は学力の高い生徒から順に合格にする制度です。学力の高さというのは、試験科目の合計得点を主たる判定要素とします。
内申点を得点化したりといった、いくつか計算が必要な要素もありますが、大半は入試当日の各教科の合計得点が高い方が合格しやすいというところだと思います。
つまり、各教科の得点バランスに注意して「合計得点が最高になるように」すればよいということになります。
合計得点を最高にするにはどうすべきか
各科の合計得点を最高にするにはどうすべきでしょうか?
以下の2つがポイントになると思います。
①苦手科目で大きな失点をしない
②得意科目で高い得点を確実にとる
③全科目の合計点を意識して教科バランスを考える
合計得点は各教科個々の得点が最高にならなければ、最高にできません。
よって、最初に苦手科目をどこまで高得点化できるかがポイントになります。
これは夏休みの主たるテーマになりますが、苦手から逃げずに毎日コツコツとできない問題を1つずつ潰していくことが大事です。
毎日少しずつ苦手をつぶしていければ、やがて楽しさを感じられるようになってくるはずです。最初の時期は苦しいですが、逃げずにやり続けることが大事です。
次に意識すべきは、得意科目で無駄な失点をせずに高得点を確実にとることです。得意科目は、苦手に比べれば得点が取りやすいのですが、苦手克服に時間を割きすぎると、取れていたはずの得意科目が意外と伸びなくなってくるものです。
苦手科目の勉強の合間の息抜きにきちんと得意科目の勉強を挟んでレベルを維持しておくことが大事です。
最後のライバルは「合格最低点」
そして、苦手科目と得意科目がそれぞれ自分なりの「最高得点」になったときに、「合格最低点」を超えていけるかというのがポイントになります。
合格最低点を超えていけない場合は、苦手科目の克服が足りないか、得意科目の磨き上げが足りないのか、どちらかが足りないということになります。
限られた時間を有効に使うには、伸びしろがあまりない得意科目に時間をかけすぎず、苦手科目にどこまで時間を割けるかがポイントです。
ライバルは常に「合格最低点」です。ここを12月くらいまでに超えられるようになってくればかなりの確率で合格できると思います。
今年は試験範囲の縮小などもあり、対応が難しいのですが、常に「合格最低点」を意識した勉強ができているかが重要です。
自分の実力が合格水準に達しているかを判断する軸となる重要な指標ですので、常にここを意識するようにしましょう。
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