【やった分だけ伸びる!】夏休みの英語学習の進め方

高校入試
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まさお
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こんにちは。まさおです!
前回から、夏休み前に各教科の学習方法について取り上げています。第2回の今日は英語です。
英語は数学に比べると覚えることが若干多いですが、難しいというよりも慣れの方が大事な教科です。

夏休みの英語の学習方法」について確認していきましょう。

夏休み英語学習のポイント

英語は触れている時間の長さがそのまま成績に変わる教科
教科書の基本例文をすべて覚えるのが基本
⇒教科書でもワークでもよいのでたくさんの例文をノートに書くこと
英単語は単語ではなく、例文の中で覚える
⇒単語を単発で覚えると定着しづらい。例文とセットで覚えること。

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英語は努力量が一番成績に現れやすい

中学で学ぶ主要5教科にはそれぞれ特徴があります。数学はやはり難易度も高く、大変な教科なのですが、英語は世間一般に思われているほどハードルは高くありません。

塾で指導をしていても、英語は短期的に成績が伸びる子の多い科目です。どんな生徒が英語の成績を上げてきたのでしょうか?

解いた問題・読んだ文章の数が英語の成績を作る

英語という教科は、他の教科と違って「語学」と言われます。アメリカやイギリスで厳に使われている言葉を学ぶ教科です。

言われなくてもわかると思いますが、アメリカでもイギリスでも4歳くらいになれば一定レベルの英語は話せるようになってきます。つまり、中学でやる英語というのはネイティブの子どもが小学校に入るか入らないかくらいのレベルの言葉なのです。

難易度については数学ほど高いはずもありません。小学校に入るくらいの生徒が使えているわけですから。
大事なことは触れている時間、繰り返している時間ということになります。

過去に短期間で劇的に英語を伸ばしてきた生徒は、教科書や塾のテキストの例文・単語をほぼ丸暗記に近い状態まで覚えこんだ生徒です。
英語が苦手という人は、まずは英文に正面から向き合って丸暗記してみることをお勧めします。

文法などの理屈は後からで構いません。ネイティブの幼稚園児は文法を意識して英語を話していません。文法は後から言葉を整理する際にとても有効ですが、最初から文法に振り回されすぎるのはよくないということです。

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夏休みの具体的な勉強方法

夏休みに英語の成績を上げるためにやることは以下の〇つです。学校の宿題がたくさんある人はそれを先に片付けて、集中して以下の内容に取り組めるようにしておくとよいと思います。

用意するものは以下の2点

英語の勉強で必要なものは以下の2点です。
1.学校の英語の教科書
2.書き込んでいないノート
※ワークや教科書ガイドはどうしても必要な人のみ準備

主に中2・中3の教科書があれば入試には十分対応できると思います。学校でワークなどが配られているなら、それを手元に置いておいてもよいでしょう。

まずは教科書の基本例文をノートに写す

英語の学習の基本は、「基本例文」と言われているものをすべて訳せるようにすることです。

中学校では各課(レッスン)にいくつかの基本例文を載せており、それを各課の本文を訳しながら身につけていくという流れをとっています。
授業そのものは学校の先生が工夫して楽しくやってくれていると思いますが、ポイントはその基本例文ごとに出てくる新しい文法事項が正しく身について、使いこなせるようになっているかということになります。

覚え方は人それぞれの流儀でやってくれればよいのですが、なかなか覚えられないという人にお奨めなのは、基本例文をまずはノートに写すということです。

短時間で多くの例文をまとめて確認するには、1か所に覚えるべきものを集めていくことが大事です。学校の先生や塾先生がプリントにまとめてくれているなら、それを使うのがよいのですが、なければ1冊のノートにまとめておくと長く使える教材になります

英文の横に日本語訳を書いて対比させる

ノートに英文を書く場合は、次のイラストのように、左側のページだけに例文を書くようにしてください。
行間を多めにとってゆったりと見やすく書くのがポイントです。

次の右側のページです。こちらに日本語訳を書きます。左右で対比できるように書くのがポイントです。

これで基本例文とその日本語訳がノートの左右で比較できるようになりました。

まさお
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もちろん、授業でやった日本語訳はノートの右ページにきちんと書いてほしいのですが、左側の例文のページにも必要に応じて単語や熟語の意味などの注意すべき知識事項を書き込んでおきましょう

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左右のページを隠して暗記内容をチェックする

ノートができたら、以下のような使い方をします。いつでも、短時間でもできるので、これをトータル何時間やり続けたかが英語の基礎学力の差になります。

右のページを下敷きで隠して日本語訳をチェック

最初にやるべきことは日本語訳が正しく出せるかです。

右側の日本語訳を下敷きなどで隠して、上から1つずつ正しい日本語訳ができるかをチェックします。

わざわざノートに書く必要はないので、上から1行ずつ下敷きをずらしながら、日本語訳が出るかを確認し、間違ってしまったものは例文の左端に「☆」マークを書いておきます。

2回目からは☆マークのついているもののみを確認し、さらに間違ったら、また「☆」マークを書いておきます

これを何回か繰り返すと、間違いやすいものに☆がたくさんついた状態になりますので、それを大事に使うということになります。

日本語訳ができたら左を隠して英文をチェック

日本語訳ができてきたら、今度は左側のページを隠します。日本語訳を見て元の英文が書けるかということになります。

要領は先ほどと同じなので、正しい英文が出せなかった日本語訳の左側に「☆」マークをつけていきます。

日本語訳から英文に戻せる文が増えれば、英作文などの対応力も上がり英語はかなり強くなっていくはずです。

まさお
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大事なことは少しずつでも毎日続けるということです。英語は接している時間の長さが実力になりますので、1回は短くても何回も接するようにしてください。

以下のように教科書会社が例文をまとめてくれているものもあるので、これを使うというのもよいと思います。

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単語や熟語は例文で覚える

英単語がなかなか覚えられないという人も多いかもしれません。英単語は、単語帳で単語と意味を1:1で覚えていくというやり方だとだんだんつらくなっていくと思います。

中学入学当初は「apple=リンゴ」と1:1で対比させればよいのですが、中2位からは覚える単語量も多いので、1:1の対比だと効率が下がってきます。

おススメなのは、例文の中に単語を入れるというやり方です。
市販の単語集でも、教科書の後ろにある単語リストでもよいので、例文付きのものを用意して、例文を日本語訳にする中で単語の知識を増やすようにしてください。

英熟語も同様です。必ず例文の中でどう使われているかが確認できる状態で量をこなすことが大事です。

以下のように教科書会社が出している単語集を利用するのもよいと思います。

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まさお
まさお

英語の成績は学習量に忠実に比例します。成績がよい人というのは、英語に触れている時間が長いのです。ネイティブの子が英語ができるのは、英語に触れている時間がケタ違いに長い(毎日朝から晩まで)だけなのです。
その事実に気づけば、やるべきことを決めて毎日コツコツ積み上げていくことがいかに大事か気づけると思います。

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