こんにちは。まさおです。
3/5、千葉県公立高校の合格発表が行われました。前後期制から制度変更をした初の入試で、全日制の全体倍率は1.14倍でした。
今回のテーマは「千葉県公立高校合格者状況」です。
募集定員通りの千葉県入試
千葉県はこれまでの前期・後期制をやめて、1回の入試で合否を決定する新しい制度を導入しました。受験生にとっては、これまで2回あった受験のチャンスが一本化されてしまったため、かなりプレッシャーを感じて受験をしたようです。
全体の合格者状況は以下のリンクから確認が可能です。
一方で合格者数については、事前の募集人員と同数の学校が大半で、受験者数が募集人員より少ない学校が募集人員以下の格者となっています(ある意味当たり前ですが…)。
倍率トップ5は以下の通りです。
順位 | 学校名 | 学科名 | 募集人員 | 受検者 | 合格者 | 倍率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 東葛飾 | 普通科 | 240 | 425 | 240 | 1.77 |
2 | 柏 | 理数科 | 40 | 70 | 40 | 1.75 |
3 | 船橋 | 普通科 | 320 | 548 | 320 | 1.71 |
4 | 柏の葉 | 情報理数 | 40 | 68 | 40 | 1.70 |
5 | 船橋 | 理数科 | 40 | 64 | 40 | 1.60 |
合格者数が募集人員と同数のため、受験段階で掲載した受検倍率と最終倍率が同値となっています。
千葉は首都圏の他の地域に比べると倍率トップ校でも倍率が1.7倍台と比較的穏やかであることが特徴です。受験者の学力が近いため、1.7倍でもとても厳しい入試であることには間違いありませんが、やや広き門となっています。
募集人員より合格者が2名多い県立千葉
一方で募集人員より合格者数が多い学校がわずかに存在します。
一般枠で募集人員以上の合格者を出した学校は以下の2校です。
①県立千葉高校:募集人員240名⇒合格者数242名(+2名)
②県立柏井高校:募集人員240名⇒合格者数242名(+2名)
東京では日比谷高校が合格者数を募集人員より男女合計で20名近く多く出しています。県立千葉高校は、昨年・一昨年と後期募集の合格者数は定員と同数で前期と合わせた合格者総数で募集人員+1名といったレベルの水増しなしの合格者数が特徴です。
今年は前後期制を辞めた初年度ということもあり、合格者の動向が読めないところもあるのかもしれませんが、募集人員+2名という合格者を出しています。
+2名の背景は学校関係者に直接聞かないと何とも言えませんが、単純にボーダーライン上に同店の生徒が3名いたとかそういうレベルなのかもしれません。
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