都立高男女の合格ライン差最大243点 ~男女別募集はもう無理?~

高校入試
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
東京都立高校は全国で唯一男女別募集をしていますが、今回東京都教育委員会の内部調査で男女の合格最低点が最大で243点(1000点満点)も開いていることがわかりました。
今回は「都立高男女の合格ライン格差最大243点」というテーマを取り上げます。

都立男女別募集の経緯と現状

◆東京都は全国で唯一男女別の募集枠を持っている
⇒戦後の女子募集開始からの複雑な経緯で東京だけが男女別が維持された状態
⇒女子の方が内申点が高く出る傾向があり男子が不利という見方もあった
◆今の世の中では男女別の合格ラインは受け入れがたい
⇒2015~2020度入試の調査では男女の合格ラインの差は最大243点差(1000点満点)
ジェンダーフリーの時代の要請もあり男女別募集枠は早期撤廃が望ましい

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東京都教育委員会の内部調査

東京都立高校の募集枠が男女別募集になっていることで、ボーダーラインに男女格差ができていることについてはこれまでも何度か話題になっていました。

東京都教育委員会もこちらについては無視はしておらず内部調査を実施しているようです。
今回、毎日新聞がこの件に関する記事を掲載していました(現在はリンク切れになっていますので削除)。

この記事の東京都教育委員会の内部調査資料では、
1.都立高校の男女別の合格ラインは8割の学校で女子の方が高い
2.都立高校の男女の合格最低点格差は最大で243点もある(1000点満点)
3.男子の合格最低点を超えたが女子の合格ラインに届かず不合格となったい生徒が20人もいた学校もある
というあたりがポイントになっています。

男女別募集であることによって、合格ラインが変わってしまうのは制度上当たり前なのですが、医学部が女子に厳しいということが問題になったり医学部が女子に厳しいということが問題になったり、LGBTという概念が一般的になってきたこともあって、男女別募集自体が差別であるという考え方が広まってきています。

まさお
まさお

一般的に男子と女子を比較すると、女子の方が提出物や授業態度がよいことが多く、内申点は高く出る傾向があります。
男女の募集枠にすることで内申点の格差を調整していたという考え方もできるようです。

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ジェンダーフリーの時代に男女別募集は難しい

現代社会においては男女別の募集枠や男女で異なる合格ラインというのはなかなか受け入れがたくなってきていると思います。

全国的に見ても男女別の募集枠を持っているのが東京都のみという状況から見ても、男女別募集の撤廃は急いだほうがよいでしょう。
仮に裁判等で本格的に争った場合には、男女不平等として厳しい結果が出ることが予想されます。

一方で、男女別の募集枠を撤廃すると、人気校を中心に女子が男子よりも多く入学してくることになります。その結果、たとえば、8クラスの内1クラスは女子のみのクラスになるといったこともあり得るということです。

一方で、そのような男女比がいびつなクラスがある学校ということになると、それでもその学校に出願するか迷う生徒が出て来ます。そのような自然淘汰的なバランス調整が入って、落ち着くべきところに落ち着くというのが実際の流れになると思います。

実務的な観点では女子トイレの数がこれでよいのかとか、学校行事の運営に支障が出ないのかとか、いろいろな問題点が生じる可能性はありますが、それも含めて男女のあり方を現代版にアップデートする時期が来たと考えるのが妥当だと思います。

まさお
まさお

東京以外ではすでに男女別の募集は行われていないのですから、ここは早く制度変更をした方が東京都のためにも良いと思います。

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