【コロナと入試】早稲田大学の特例措置を考える

大学入試
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まさお
まさお

こんにちは!
7/31までに多くの大学は入試要項の発表をしています。国立大学の中には横浜国立大学のように2次試験をやらないような大学も出てきています。
早稲田大学はコロナ感染による特例措置を準備しています。その内容はどのようなものでしょうか?

今回は「早稲田大学入試のコロナ対応の特例措置」を取り上げます。

早稲田大学入試の特例措置

新型コロナの影響で一般選抜を受けられなかった場合に共通テストで合否判定
一般選抜の前に共通テストで必要な科目を受験しておく必要がある
配点や合格発表の情報は11月中に公表予定
新型コロナ感染または濃厚接触者となった場合の選択肢として準備しておく

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早稲田大学の特例措置とは

文部科学省は、各大学に対して新型コロナウイルス委に受験生が感染した場合を想定した十分な配慮を求めていました。

早稲田大学の特例措置については、以下のリンクにて確認が可能です。

https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2020/07/2021_covid_tokureisochi.pdf

早稲田大学の特例措置の要点

1.新型コロナウイルス感染症に罹患したこと等の理由により一般選抜を欠席せざるを得なかった方を対象とする。

2.新型コロナウイルス感染後の体力低下、外出制限等を考慮し、全学部において大学入学共通テストの成績を用いて合否判定を行うこととする。

3.「特例措置」の適用を受けるためには、早稲田大学の一般選抜(2021 年 2 月)に先立ち、大学入学共通テスト(出願時期:2020 年 9 月 28 日~10 月 8 日)の出願および受験が必要となる。

まさお
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共通テストを受けてさえいれば、万が一新型コロナに感染したり、濃厚接触者として外出制限を受けた際に、共通テストの得点で合否を判定しくれるというものです。

特例措置の申請資格

次のいずれかに該当する場合、申請することが可能です。

1.受験生本人が新型コロナウイルス感染症に罹患したことにより早稲田大学の一般選抜を欠席した場合で、その事実を証明する書類(医師の診断書)を当学に提出することができる方。

2.受験生本人が新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者として保健所から隔離を指示されたことにより当学の一般選抜を欠席した場合で、その事実を確認するための情報(隔離を指示した保健所の名称・連絡先等)を当学に提出することができ、かつ当学がその事実を当該保健所に照会して確認することができた方。

3.2021 年 2 月 13 日に大学入学共通テストの特例追試験を受験したことにより、同日の国際教養学部一般選抜を欠席した方。(この場合は、特例追試験を受験するにいたった理由は新型コロナウイルス感染症に限らないものとします)

申請方法

「特例措置」申請のための専用フォームを 2021 年 2 月初旬までに当学入学センターウェブサイト内に開設。
申請期間は、2021 年 2 月上旬~2 月下旬を予定。

まさお
まさお

合格判定ラインが未公表なので何とも言えませんが、万が一の時に共通テストの結果で合否判定をしてくれるというのは精神的には少し楽になるのかもしれません。
逆に共通テストをコロナで受験できないとなるとものすごいダメージになりますので、共通テストを無事に受験し終えて、一定の得点を取るということがきわめて重要になります。

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特例措置で合格はできるのか?

今回の特例措置は、そのような仕組みがあるということが公表された段階にすぎません。各教科の配点や合否判定ラインがどのような基準で設定されるのかは今後の発表を待つ必要があります。

もちろん早稲田大学を共通テストのみで合格するには、それなりに高い得点力が必要だと思います。この制度で合格しやすくなったと考えるのは危険で、シビアに試験に臨み続ける必要はあると思います。

これまでの「センター試験利用入試」では、センター試験で9割近い得点が必要だったと思います。今回の特例措置も、初めての共通テストで平均点等が多少下がるとしても、共通テスト利用入試のイメージで当たらずとも遠からずだと思います。

合格のための得点ラインがかなり高いと思われますので、万が一の時の安全策として考える程度にとどめておくのがよいと思います。

まさお
まさお

各大学がそれぞれの工夫でコロナ対策を実施してくると思います。どの制度にしてもその仕組みを正しく理解することと、合格にするにはどの程度の得点や条件をクリアしておく必要があるかを確認しておくことが重要です。

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