どうすれば勉強に向き合うやる気が出るか ~勉強の目的意識~

入試全般
まさお
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こんにちは。まさおです。
この時期は5月の連休明けの疲れと梅雨の空模様や気圧の低下もあって、なかなか勉強しようというやる気が出ない人が多いようです。
勉強のやる気が出すにはどうすれば良いのでしょうか? 永遠のテーマです。
今回のテーマは「どうすれば勉強に向き合うやる気が出るか」です。

勉強のやる気はどうすれば出るか

◆人間は自分のやりたいことしかやらない
勉強のやる気が出ないということは勉強をやりたくないと感じているということ
勉強することの意義や効果を理解すれば、変化が起き始める
◆勉強の意義には2つのアプローチがある
志望校合格を中心に、テスト結果が自分の未来を変えるという具体的な事例を理解する
⇒知らなことがわかること自体が楽しいと感じる

勉強したくない人は勉強しなくてよいはず

「勉強のやる気が出ない」という問題は、何十年も前から言われていて、具体的な解決策が確立されていない難しい問題です。

そもそも、やる気がないのに勉強しなければならないという状況が不健全で、勉強したくない人に無理やり勉強させようということ自体が間違っているようにも思います。

もっというと、学校や塾でも「なぜ勉強するのか」ということについて、きちんと子供たちと語り合える大人は少なく、「いい大学に行ければ生活が安定する。だから勉強しておけ。」などという、子どもにとって何の実感もないような説明しかできない人も多くいるようです。

大前提として、「勉強したくない人に勉強させようとすること自体が間違い」というスタンスを取るのが基本だと思います。
勉強するかしないかは、本人の判断次第。ただし、勉強することがどんなに良いことかを正しく理解させる努力を大人は怠ってはいけないと思います。

まさお
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自分の小中学校時代に、なぜ勉強するのかという質問に対して明確に回答をしてくれた大人はいませんでした。その分、若干遠回りすることになってしまいましたが、勉強そのものの意義を見出せるようになると、やはり世界の広がり方が違うと実感しました。

人はなぜ勉強するのか

大人も含めて、この質問に自分なりの回答を持っている人は、ある一定の成果を社会で出している方なのだと思います。

この質問の回答は当然一つではなく、本人が明確にこれが理由だと確信していればそれが正解と考えてよい内容だと思います。
一方で、勉強の意義を子どもにどう理解させるかは、なかなか難しい問題だと思います。子どもは社会経験がないため、大人の言葉を実感を持って呑み込めないことが多いからです。

では、子どもたちに「なぜ勉強をするのか」をどう説明すればよいのでしょうか?

以下に、自分がかつてよく子供たちに話していた説明を書いておきます。

子どもが学校や塾で勉強をする理由

1.先人たちが努力して獲得した知恵や知識を継承するため
人類がこれまで身につけてきた知恵や知識を絶やさないために学校で先人の知識や知恵を教えているという考え方。
⇒この場合、全員が学ばなくてもよいということになります。クラスの一部優秀な人がきちんと理解でいればこの問題はクリアされますね。

2.大人になって経験する問題解決の仕方を学ぶ
⇒社会に出ると必ずぶつかる問題に対して、どのように解決をすればよいかを学校の学習を通して学んでいるという考え方。
具体的には、情報の収集、条件や優先順位の整理、意思決定、結論の導出というプロセスになります。
どの教科も扱っている情報の内容や質は異なりますが、本質的には上記のプロセスに近い思考をしているはずです。

3.新しい情報への向き合い方を学ぶ
⇒自分がこれまで知らなかった新しい情報をどうやって取り入れていくのか、その方法を身につけるという考え方。
社会に出て新しい仕組みや仕事を任される際に、これまで知らなかった仕事の内容や手順を覚える必要があります。学校で新しい単元の学習を身につけるときの手法(例題を解く⇒解法を確認⇒自分一人でできるか確認)はそのまま仕事にも当てはめることができます。
今の時代は情報のスピードが速くなっていますから、これまで以上に新しい情報(特にIT周り)を素早くキャッチして、活用する能力が問われます
その基礎力は学校で学んでいる内容に含まれていると考えるべきです。

まさお
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学校で学ぶ数学や理科・社会の知識が社会に出てそのまま役に立つかと言えば、多くは無駄になります。一方で、数学や理科・社会といった教科学習を通して、社会に出ると必要になる、情報の捉え方、整理の仕方、処理の仕方を学んでいると解釈するべきです。

勉強のやる気を出すにはどうすれば良いか

勉強のやる気を出させるのは簡単なことではありません。
以下のアプローチでエンジンがかかるケースが多いようです。

志望校を明確に決めて、そこに合格するための手段として勉強をとらえる

このアプローチは明確に行きたい学校がなければ成り立ちません。逆に、絶対に行きたい学校があって、そこへの合格にこだわるなら、目の前のテストであと何点上げれば合格してその学校の生徒に慣れるという説明で一気にやる気に火をつけることができます。
難点は明確に志望校が決まる時期が遅すぎるとやる気が出ても時間切れになってしまうという点です。

いつか決まる志望校に向けて、助走をきちんとしておくべきと理解させる

1.の決定時期が遅い生徒に向けては、決まってから動き出すと遅いので、せめて今はこれくらいの位置の成績を取ってほしいと具体的な数値目標を与えるというアプローチがあります。
1.に比べるとエンジンのかかりは鈍いですが、具体的な数値目標を与えることである程度のやる気に火をつけることが可能です。

単純に知らないことを知って世界が広がることを楽しく感じさせる

これは先生の授業中の話術やネタ集めに依存しますが、今授業で学んでいることが世界とどうつながっているかを例示しながら、知ることの面白さを感じさせるというものです。
実は、1.や2.のアプローチよりも正攻法なのですが、先生の要求されるレベルが高く、全員がこの手法が使えるわけではありません。
一方で、研究熱心な先生は次の授業をどう膨らませるかという検討の中で、実社会との接点のアプローチを準備されると思います。
知ることの楽しさを知れば、勝手に勉強するようになります。

まさお
まさお

勉強のやる気を出させるノウハウが確立すれば、その塾は大勢の塾生を集めて大繁盛することでしょう。これまで多くの先人がこの問題にん向かって来ましてが、なかなか模範解答はないようです。
しかし、目の前の生徒をじっと見ていればアプローチのヒントはきっとあるはずです。生徒の可能性をあきらめずにじっと見つめ続ける目が指導者には必要です。

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