来年度愛知の私立高校で自己推薦型の「特色入試」がスタート

高校入試
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
6/16、愛知県私学協会は中学校長の推薦を必要としない「特色入試」を現在の中学3年生が受験をする来年度からスタートすると発表しました。
今回のテーマは「愛知県私立高校の特色入試」です。

愛知県私立高校の特色入試

◆出願には中学校長の推薦が不要
⇒私学側の「求める生徒像」に対して入学したいという意欲があれば出願可能
「自己アピール書」に基づくプレゼンと筆記試験で合否判定
◆筆記試験の成績次第で不合格もあり得る
合否は成績重視になる可能性あり
⇒合格したら入学しなければならない専願型不合格時の一般再受験も可

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愛知県の入試制度変更は36年ぶり

愛知県の私立高校入試は長らく「推薦入試」と「一般入試」の2本立てで進んできました。
ここに新たに「特色入試」という制度を加えるということになります。

愛知県私学協会のホームページ等にはまだ情報が掲載されていませんが、この制度の要点は以下の記事でわかりやすく解説されています。

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

愛知県私学「特色入試」概要

定員:全募集定員の1割が上限
出願:中学校長の推薦が不要。第1志望であれば出願可能。
選抜:「自己アピール書」に基づくプレゼンと筆記試験が主
   ※学校ごとに選抜の詳細は異なる
試験日:推薦入試と同じ2022年1月26日
合格発表:推薦入試と同じ2022年1月27日(一部の学校は28日)
手続き:合格したら入学手続きが必要。不合格時の一般入試再受験は可。

制度変更のねらい

今回の制度変更は36年ぶりだそうです。
制度変更の狙いについて、私学協会の榊会長は以下のようなコメントを出していました。

「主体性、自発性を、どう育んでいったらいいか。自分(生徒)の考え方、姿勢が変わっていく大きな契機になれば」

愛知県私学協会 榊直樹会長

上記の通り、中学校長の推薦という中学側のフィルターと通さずに、自分の意志で入試に進んでいく自発性を重視したいという背景があるようです。

一方で、私学側も中学生に対して事項の魅力をアピールすれば、多くの出願者を集めやすくなるため、入試そのものが活性化するのではないかと思います。

現在は定員の1割が上限とのことですが、うまく軌道に乗れば定員を順次拡大していくことになると思います。

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選抜の詳細は今後発表

「特色入試」は制度の概要が発表されたのみで、その詳細はこれからになります。
その際に気になるのが、「配点」です。

今回の選抜の柱は「自己アピール書に基づくプレゼン」と「筆記試験」です。
今回の制度の趣旨にのっとれば、「プレゼン」側の配点をある程度高めたいということになるのですが、導入初年度からあまりプレゼンの配点を高めすぎると、入学者の学力水準の差が出てしまうかもしれません。

これはあくまで予測にすぎませんが、初年度は筆記試験のウェイトを少し高めにして、私学側の選抜のノウハウが蓄積されてきたらプレゼン重視に触れるというような動きが良いかと思います。

「推薦入試」は出願者の大半が合格する仕組みでしたから、実質、中学校内での推薦者決定段階でほぼ合否が決まっていました。
「特色入試」はその中学校内での推薦者選抜がなくなるわけですから、高校側の選抜ノウハウが重要になるということだと思います。

プレゼン重視で伸びしろを見極める入試になればベスト

現在の教育改革の流れの中では、基礎学力をベースとしてその学力を活用した「思考・判断・表現」といった力が重視されています。

今回の特色入試のプレゼンは、自分が中学時代にやってきた活動や高校に入ってやってみたいことなどを要点を絞ってプレゼンをするということになると予測されますから、まさに今風の学力が必要となる入試になると思います。

詳細は今後ということでしょうが、プレゼン重視の入試になると、伸びしろのある生徒を見つけ出すことができるようになると思います。

まさお
まさお

学力検査重視の入試では、大きな欠点のない安定感のある生徒が採れますが、将来的にどの程度の伸び代があるかはなかなか見極めが難しいです。
与えられた課題を一生懸命やって、何とかギリギリ合格といったケースも多いでしょう。一方、試験の点数は多少足りないけれども、得意分野に圧倒的な強みを持っている生徒はその後大きく伸びる可能性があります。
これからの時代はそのような強みを持っている生徒が活躍する時代になるはずです。

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