全国初の都立小中高一貫校の入試要綱が発表される

入試全般
スポンサーリンク
まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
東京都教育委員会は、都立小学校の募集要綱を発表しています。
立川国際中等教育学校の付属小学校で、全国初の公立小中高一貫校となります。
今回は「都立小学校の募集要綱」を取り上げます。

都立小学校募集要綱

◆通学区域は学校から90分以内に限られる
⇒市区町村単位で指定される。23区内では新宿・世田谷・渋谷・中野・杉並・練馬の6区が対象。
⇒市町村は東京西部の28の自治体から受験可能
◆入学者選抜は3段階
抽選→適性検査→抽選の3段階。適性検査を通過したのちに再度抽選があるのが特徴。
⇒適性検査は筆記、インタビュー、運動遊びで実施

スポンサーリンク

全国初の公立小中高一貫校が開校

東京都は令和4年4月から全国でも初となる公立の小中高一貫校を開校します。
名称は「立川国際中等教育学校付属小学校」と少しややこしい名前になっています。

来年度、新小学校1年生を70名募集します。
うち58名は一般募集、12名は海外帰国・在京外国人児童枠の募集となります。

まさお
まさお

ホームページのURLが「http://~」で「https」になっていないが若干気になります。国際色豊かに先進性をアピールするなら、ホームページは暗号化対応してほしい…。

スポンサーリンク

募集要綱は学校ホームページに掲載

新小学校1年生70名の募集詳細は以下のページに詳しく載っています。

都立小学校入学者決定に関する実施要綱等|東京都
「令和4年度東京都立小学校入学者決定に関する実施要綱・同細目」を決定しましたので、お知らせします。概要については次のとおりです。

入学者選抜は3段階

入学者は3段階を経て決定されます。
①抽選 → ②適性検査 → ③抽選 という段取りです。

①の抽選は適性検査を実施できる適正人数に絞り込むために行われる抽選です。
初年度どの程度の応募があるかわかりませんが、「一定の人数」を超えると、1次の抽選が実施されることが決まります。

②の適性検査は、都立小学校が求める児童の姿に合っているかを見るために実施されます。
令和4年度は「筆記、インタビュー、運動遊び」で実施されることが明記されています。
適性検査の問題例はこちらから確認が可能です。

③で再度抽選が実施されます。
適性検査を通過したら全員合格でよいような気もしますが、再度抽選で絞込が入ります。
これは、合格者の中からさらに抽選で絞り込む狙いは何とも不明ですが、再度絞り込んで最終合格者を決定します。

まさお
まさお

詳細は今後発表されると思いますが、小学校受験の場合は早生まれの子どもが不利になる可能性があるので、1次抽選のタイミングで生まれ月別にグループ化をする学校などもあります。おそらく都立小モニタ対応をするのではないかと思います。

実施スケジュール ~出願は10月から開始~

入学者選抜の実施スケジュールですが、概要は以下の通りです。

項目日時
出願受付令和3年10月18日(月)~10月25日(月)
1次(抽選・発表)令和3年11月14日(日)午前10時
2次(適性検査)令和3年11月28日(日)
検査時間は受験番号によって異なる
2次(発表)令和3年12月4日(土)午前9時
都立小ホームページに掲載
3次(抽選・発表)令和3年12月4日(土)午前11時
繰り上げ候補も併せて発表
入学手続き令和3年12月4日(土)~12月6日(月)

出願が可能となる通学区域

以下に居住していれば出願が可能です。

まさお
まさお

初年度、どの程度の応募があるかが注目されるところですが、東京学芸大学附属小金井小学校が例年10倍程度、東京学芸大附属大泉小学校は例年15倍程度の倍率になっています。受験生が多少ここから流れてくるとみても、やはり10倍程度と見るのが妥当ではないでしょうか。

コメント