【高校入試】この夏で古文を克服したい人におススメの学習法

古典の学習
スポンサーリンク
まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
いよいよ今週で1学期も終わりで夏休みに入ります。夏休みは苦手克服の絶好の機会です。このん夏休にどのような勉強をすればよいか、いくつかの単元について取り上げたいと思います。
初回は「高校受験の古典を得点源にするための学習法」です。

古典を得点源にするための学習法

◆基本知識の確認が第一
歴史的かなづかい(音読)基本的な古語係り結びの法則を確認しておくこと
◆基礎を確認したら大量の古文を読むこと
⇒問題を解かなくてもよいので古文と現代文を対比してたくさん読んでおく
これだけで効率レベルはほぼ満点が取れるようになります。

スポンサーリンク

高校入試の古典は得点源に必ずなる

高校入試の世界では古典は必ず得点源にできる分野です。
特に都立高校や県立高校などは、出題レベルもそれほど高くないため、ある一定の対策をしておけば必ず満点まで手を届かせることが可能です。

この夏休みにそのためのベースを固めてしまいましょう。

すべての基本は歴史的かなづかいと音読

まずは歴史的かなづかいを確認して確実に音読ができるようにしておきましょう。

歴史的かなづかいのポイントは以下の記事に詳しく書いてあります。

まさお
まさお

特に伸ばす音に注意しておけば、ある程度正確に音読できるようになります。
まずは慣れることが大事です。

次に基本的な古語を身につけておく

かなづかいはコツさえつかめば10分程度ので十分確認ができるので、その次は代表的な古語を覚えましょう。

古語については以下の記事でまとめています。

まさお
まさお

公立高校の入試では古語の意味を直接問うことは少ないのですが、代表的な古語については頭に入れておいた方が試験時間の使い方などの面で有利です。

「係り結びの法則」を確認しておく

最後に係り結びの法則について確認をしておきましょう。

以下の記事を確認しておくとよいでしょう。

まさお
まさお

5つの係助詞と結びの形を覚えることが大事です。
ここまで、「歴史的かなづかい」「重要古語」「係り結びの法則」を抑えることができれば後は経験を積むだけです。

スポンサーリンク

基本を確認したら多くの古文に触れる

基本事項をざっと確認したら(完璧でなくてもよいです)、多くの古文に触れるようにしましょう。

大事なことは正しく訳せるかとか、問題をきちんと解けるかといったことは度外視して、

  1. 古文を正しく音読すること
  2. 解答についている現代語訳を必ず読むこと

この2つが大事です。

特に大事なのは量の確保です。RPGと一緒で、古文は読んだ文章の数がそのまま経験値となりレベルアップにつながります。

たくさん古文を読んでいると、入試本番も過去に読んだことのある古文が出たりします。過去に多くの受験生が一度読んだことのある古文に遭遇して大量点をゲットしています。
その意味でも古文を大量に読んでおくというのは、火力満点の学習方法です。

学校の教科書では現代語訳がついていなかったり、塾のテキストでは載っている古文の数が少なかったり、どれも量という観点では少し不足しています。

やはり古文は市販の問題集で量の不足を補うとよいでしょう。
たとえば、「マンガでわかる中学国語 古典」。これは学校の教科書で扱うような定番の古典を網羅的に扱った問題集で古典の基本を学びたい人にはオススメです。難点はあまりに有名な古文なので、入試にそのまま出る可能性が低いということです。

もう少しレベルの高いものでやりたいという人は、「古文 完全攻略63選 【入試頻出問題厳選】」がよいと覆います。問題が多く、内容も定番というよりは入試頻出のものになっているのがよいです。出版が2006年とちょっと古いのが気になりますが、古典自体には新しい出典というのはほぼありえませんので、古い問題集でも十分機能します。

他にも「高校入試 出る順古典問題の征服」や「くもんの高校入試スタートドリルこわくない国語古文・漢文」なども古典の学力を底上げするのに役立ちます。

まさお
まさお

重要なことは、
①たくさん読むことそして、何度も読むこと。
②読みっぱなしにせず、現代語訳の意味を必ず確認すること
③ストーリーなどの内容は大まかでよいので頭に入れておくこと

これだけで古文の理解はかなり深まり、得点力も上がるはずです。

コメント