こんにちは。まさおです。
11/17、国立成育医療センターの「コロナ×こどもアンケート」第6回調査報告書が公開されました。この中で小学校高学年で60％、中学生の68％がコロナワクチンをすぐ受けたいと考えていることが明らかになりました。
今回のテーマは「子供のコロナワクチン接種」です。
◆子どももワクチン接種には前向き
⇒小学校高学年で60％、中学生で68％が受けたいと回答
⇒受けたくない理由は副反応や痛みへの心配が多い
◆保護者もワクチン接種には前向き
⇒小学校高学年の保護者で76％、中学生の保護者で81％が受けさせたいと回答
第6回コロナ×こどもアンケート
11/17、国立成育医療センターのWebサイトに「コロナ×こどもアンケート」第6回の結果が公表されました。
今回のアンケートは第5波を受けて、9月13日～9月30日の間に全国の小１～高３の子供1,271人と保護者5,807人の合計7,078人から回答を得ました。
アンケートの全体PDFは以下から確認が可能です。
第6回とある通り、このアンケートは定期的にとられており、第3回までの結果はこのブログでも昨年紹介しています。以下の当時の記事（コロナとストレスの関係）のリンクを張っておきますので興味があればご覧ください。
ワクチン接種には前向き
現在承認に向けて申請が進んでいる12歳未満へのコロナワクチン接種ですが、当の子どもはワクチン接種に対してどのような考え方でいるのかがこのアンケートで明らかになっています。
- 【小学生】今 、小学生の こどもも コロナのワクチンを 受けられるように、研究が進められています。 こどもが ワクチンを 受けられるようになったら、あなたは すぐに ワクチンを 受けたいですか？
- 【小学生】今 、小学生の こどもも コロナのワクチンを 受けられるように、研究が進められています。 こどもが ワクチンを 受けられるようになったら、あなたは すぐに ワクチンを 受けたいですか？
上記の質問に対する回答は以下の通りです。
子供の60以上がワクチンを受けたいと回答し、学年が上がるほどその傾向は増すということがわかりました。
子供たちは大人の言うことを聞くことしかできませんから、今回のコロナ禍でまさに我慢を強いられています。ワクチンを受ければ元の生活に戻れるならワクチンを受けたいという子供がたくさんいることがわかりました。
大人がきちんと子供の気持ちを汲んでリードしてあげる必要があります。
子供のワクチン接種は推奨すべきか
大人としてこどものワクチン接種は推奨すべきなのでしょうか？
現在、ファイザーもモデルナも5～11歳の接種に向けた申請中ですが、時間の問題で承認されると思います。
ワクチン接種については、リスクと効果のバランスを見る必要があります。
現在12歳未満の子どもが新型コロナで重症化したり死亡したりという事例はほぼ皆無です。
ワクチン接種による効果を重症化の予防と考えるなら、無理して接種をしなくてもよいように思います。
一方で感染そのものを予防するという目的なら、副反応のリスクを取ってでも接種するという考え方もあるのかもしれません。
個人的には12歳未満への接種は、海外の接種事例などをよく見て判断すべきと思います。現時点では子どもの感世リスクがデルタ株移行多少高まったとはいえ、基礎疾患があるなど接種したい積極的な理由がなければ静観でよいように思います。
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