こんにちは。まさおです。
今日は2月1日。東京・神奈川の中学入試がスタートします。多くの学校が2月4日までに試験を行うため、受験生にとっては密度の濃い4日間が流れます。ここを乗り切るコツを考えてみたいと思います。
この会のテーマは「東京・神奈川中学入試を乗り切るコツ」です。
短期決戦の中学入試のコツ
首都圏の中学入試は4日間程度でほとんどすべての学校の入試と発表が行われます。
受験生も小6ということで緊張もしますし、入試結果で動揺もします。一番近くにいる保護者が冷静に子どもの受験をサポートすることが重要です。
中学受験を乗り切るポイントを確認していきましょう。
まずは目の前の試験に集中する
試験には合格・不合格という形で結果が出てきますが、試験に行く前から「受かるかな?落ちるかな?」と気にしてしまう受験生が多いものです。
結果は試験の内容によってしか変えられませんから、結果を気にするのであれば目の前の試験の答案制度をどう高めるかを考えるべきです。
試験の前日には、過去問題演習でやって来た答案を振り返り、特徴的な形式の問題や時間配分、解く順序などの留意点を確認して、試験当日どのように答案を作ればよいのかのイメージを作ることが大事です。
結果を気にするような雑念を排除して、とにかく目の前のテストで最大限の力を発揮することを考えましょう。
第1志望の受験には何百時間という膨大な時間を投じて準備をしてきたはずです。その準備が絶った4枚(算数・国語・理科・社会)の3時間程度の試験で決まってしまうわけですから、雑念を払って目の前の答案に全集中!が大事です。
入試結果に一喜一憂しない
入試の進行と合否発表は同時並行で行われます。今は合格発表も早い学校が増えましたから、試験当日の夜には発表されるというケースも多くあります。
翌日に入試を控えて、前日の合格発表を見ることで精神的に動揺する受験生も少なくありません。
第1志望の合格発表が万が一不合格だった場合には、翌日の試験を受ける気持ちが弱ってしまうかもしれません。
しかし、入試期間中は合否結果に一喜一憂していては乗り切れません。
基本スタンスは「補欠繰り上げが来るかもしれないから、目の前の試験に集中しよう!」です。
実際に繰り上げが来る可能性はほんの一部の生徒にしかありませんが、受験生のメンタルを維持するうえでも完全に諦めることなく、次に向かっていく準備を整えましょう。
中には、保護者の方が本人以上に動揺するケースがあります。特にお子さんが男子のお母さんにその傾向が強く、感情移入が過ぎることがあります。
最悪なのは子どもを置き去りにしてしまうことです。親御さんは常に冷静に一段高いところから子どもを導く姿勢を務め提示するようにしてください。
本当にきちんと準備をして、試験当日も一定の手ごたえがあった受験生には補欠候補者の通知が来ることが多いです。入試は紙一重ですし、きちんと準備をしてきた受験生にはそれなりの結果が来るようにできていますので、結果だけを見ないことが大事です
感染対策と情報収集
主に親御さんの役割として、感染対策と情報収集があります。
今年の入試はコロナのピーク下での入試となります。
ここまでも感染対策等を取りながら受験準備をしてきたと思いますが、このタイミングでの発症は精神的なダメージも大きいです。
それで感染を完全に防ぐことはできません。
- 感染回避のための行動管理
⇒場合によってはお父さんは別室や外泊で入試期間の接触を避ける - 万が一発症や感染した場合の対応確認
⇒追試験の対応がどうなっているか学校側の情報を収集しておく
⇒濃厚接触者となった場合の受験可否判断基準を確認しておく
上記をポイントに保護者の方が情報収集しておくようにしましょう。
追試設定をする学校も日々増えています。最後まで受験をあきらめずに学校側とやり取りを続けることが大事です。
まとめ
短期集中の中学入試は、あっという間にすべてが終わりますので事前準備をきちんとして臨むようにしましょう。
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