こんにちは。まさおです。
2/17、栃木県教育委員会は新型コロナウイルスの影響で本試験や別に設けた特別の選抜を受けられなかった生徒に対し、中学校から提出された書類のみで合否を判定すると発表しました。
今回のテーマは「栃木県公立校入試の書類のみ合否判定」です。
今後このような救済措置が増えてくる可能性があります。
栃木県公立で書類のみ選抜を実施
2/17、栃木県教育委員会は、新型コロナウイルスで陽性だったり濃厚接触者だっだりして、「特別の選抜」を受検できなかった場合に限り、書類の実で合否判定を行うと発表しました。
以下の記事で詳細が説明されています。
ポイントは受験機会の確保ということで、3月22日の「特別の選抜」が受検できないと、1週間ほどで3月が終わってしまうため、本人が試験場に来なくても合否が出せる書類のみの合否判定を採用したということだと思います。
学力検査を受けなくとも合格できる可能性があるので、受験生によっては「羨ましい」とか「不公平だ」とかといった意見が出そうです。
ただ、入試直前期に新型コロナで陽性との診断を受けたり、濃厚接触者として外出を制限されて試験を受けられない受検生の心理はかなりつらいものがあるので、ある意味やむを得ない対応だと思います。
一方で、書類のみだからと言って不公平にならないように、学力検査で合格点に到達した生徒の内申点と比較してそん色のない十分な成績のある生徒を合格にするなど、安易に合否判定をしないような自律心も学校側に求められると思います。
何名が書類のみの合否判定対象になるかわかりませんが、丁寧に判定をしてほしいと思います。
また、他のエリアでもこのような選抜が広がる可能性も十分あります。新型コロナでせっかく努力してきた成果を発揮する場がないことはよくないので、ぜひ自治体側、学校側も配慮してもらいたいと思います。
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