【合格を手繰り寄せる!】苦手から逃げないことこそが大事!

苦手から逃げないことこそが大事!学習方法・学習ツール
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まさお
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こんにちは。まさおです。
これまで見てきた受験生の中には、あっと驚くような逆転合格をしてきた生徒がたくさんいました。塾の担当者さえ驚く大逆転の背景には、苦手の克服が必ずありました。

今回は「合格を手繰り寄せる苦手の克服」について取り上げます。

苦手の克服が合格を手繰り寄せる

◆合格の条件は唯一、合格最低点を超える点数を取ること
⇒入試得点はすべての教科の合計得点で構成される
⇒合格最低点を超えられるかは、苦手科目が何点取れたかで決まる!
◆苦手科目が一番伸び代があるという現実
⇒苦手科目が最も得点を伸ばしやすいはず
平均正答率が高い問題を徹底的につぶしていくことが大事
逆転合格の条件は、苦手から逃げずに徹底的に向き合うこと

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苦手を放置しては合格は手に出来ない

苦手科目

志望校合格のために知っておくべきことは、「入試は合計得点で争われる」ということです。

受験生の側は小さいころから様々な科目に向き合って、なんとなく得意や不得意という感覚を育ててしまっていますが、入試のシステムは得意や不得意といったことを意識することなく合計特電でのみ合否判定されます。

受験生が意識するべきことは「全科目の合計得点をどうまとめれば合格最低点を越えられるか」ということなのです。

苦手科目が一番伸び代がある

自分の得点を合格最低点に届かせようとした場合、一番伸び代がある科目はどれでしょうか?

そうです。一番得点の低い科目、一般的に言う苦手科目です

まさお
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例えばとある入試で、満点・合格最低点・合格者平均点・受験者平均点・自分の過去問の得点以下のような状態だったと仮定して考えてみましょう。

項目国語数学英語合計
満点100150100350
合格最低点200
合格者平均659065220
受験者平均587555188
自分の得点705070190

上記の場合、自分の得点を何とか200点、少し余裕をもって210点程度まで持っていくことを想定します。

その場合、言うまでもなく数学が足を引っ張っていることは明白です。
国語と英語は合格者平均も超えているわけですから、後は数学を何とかすれば良いということになるわけです。

一方で受験生の心理としては、あと20点何とかしようとしたときに、得意な国語と英語であと10点ずつとって210点を目指した方が楽なのではないかと思ってしまうことがあります。

これが一番危険な考え方です。

英語も国語もすでに合格者の平均点も超えている状態ですから、これ以上得点を上げるには相当難易度の高い問題を正解に変えていかなければなりません。
入試当日に自分にとって都合の良い問題セットに当たるとも限りませんから、すでに一定レベル撮れている科目をさらに得点アップするには相当な努力が必要だと考えるべきです。

それに対して数学は受験者平均まで25点、合格者平均まで40点も余裕があるわけですから、ここは迷わず数学で受験者平均の75点以上をとれる状態を目指してトータルで210点を達成すると考える方が現実的です。

この発想ができるかが非常に重要で、合否を分けるのは苦手科目だという考え方を必ず意識するようにしましょう。

まさお
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合否を決めるのは、得意科目である程度の得点を取る前提で、苦手科目にどこまで注力できるかというバランス感覚です。何事もバランスを欠いたモノはうまくいかないことが多いので、入試に限らず総合力というのを常に意識するようにするとよいでしょう。

まさに回転の落ちた皿を回す、皿回しの感覚こそが大事なのです。

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苦手を克服するにはどうすればよい?

では、苦手科目を克服するにはどうすればよいのでしょうか?
いくつかのポイントを上げてみたいと思います。

苦手な理由を把握しているか?

まずは自分の苦手科目について、なぜ苦手なのかを考えてみましょう。

  • 内容は嫌いではないが、得点が取れないのでどうしても遠ざけてしまう
  • 作業が面倒くさくて、集中して取り組めない
  • これまでほとんど触って来ず、苦手意識が定着してしまった
  • 指導する先生が嫌いで苦手意識が生まれた

上記のように、「嫌い」と感じている苦手科目と、「嫌いではないがなんとなく遠ざけてしまう」という苦手科目があります。中には先生との相性がそのまま苦手意識につながるケースもありますね。

まさお
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まずは自分が苦手な理由をきちんと考えてみましょう。「嫌い」と感じていない科目はリカバリーも早いはずです。パターン別に対応方法をご紹介します。

嫌いではなくなんとなく遠ざけているケース

なんとなく遠ざけているケースでは、時間を決めて向き合う機会をきちんと作ることが大事です。

毎週火曜日と金曜日は20時から21時にはこの科目の問題集を進めるといった対応で、接する時間を少しずつ増やしていきましょう。

接する時間がある一定数に達すると、不思議なことに苦手意識がすっと消えていきます

逆に言うと、一定時間に達するまで我慢し続けられるかがポイントです。

まさお
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お風呂に水を張るように、少しずつ努力の成果が溜まっていって、お風呂から水があふれだすタイミングで苦手意識が消えるイメージです。
本気で苦手克服に取り組んだ多くの受験生が「途中から苦手科目が楽しくなってきた」と言っています。この境地に達すれば、逆転合格は目の前です。

嫌いだし苦手意識もある

こっちの方が時間がかかります。

まずは、どこからこの科目につまずいているかをきちんと確認しましょう。最初から難易度高めの問題に当たっても長続きしませんから、場合によっては1年~2年ほど前の単元、さらに前までさかのぼって、自分が確実に理解できるところからスタートする必要があります。

塾に通っているのであれば、個別指導などでどこからやり直しをすべきかを相談しましょう。

やり直しをすべき単元や進め方についてアドバイスをもらったら、基本問題だけをピックアップして現在学習している単元まで進めます。

一定量の確保が必要なので、覚悟を決めて少し長めに時間を取ってやることが大事です。

月曜日から土曜日の21時から22時までなどと時間を決めて、基本問題だけを解くといった対応が有効です。

まさお
まさお

苦手を克服しようという強い意志が求められますが、覚悟を決めて飛び込めばなんとかなります。また、苦手の克服は具体的に得点につながり始めると、自分の総合成績はこれまでとは明らかに1ランク上に上がってきます。

苦手克服の破壊力を実感するはずですので、ぜひ頑張ってみましょう。

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