
こんにちは。まさおです。
前回から5回のシリーズで成績向上・合格に必要な心構えについて説明しています。成績向上や合格はただ何となく勉強していればできるものではなく、明確なロジックがあります。
そのロジックを理解すれば、最少の時間で最大の効果が期待できるようになります。
前回は得点にこだわるマインドが全てのスタートラインという話をしました。今回はさらにその得点を押し上げるために必要な考え方を取り上げます。
今回のテーマは「シリーズ成績向上の考え方② ~時間配分にこだわる~」です。
◆時間の使い方こそが得点効率を上げる
⇒多くの試験は制限時間内で行われることを意識する
⇒時間配分を正しく行えれば、最高得点をコーディネートすることができる。
◆日常生活において時間を意識する
⇒問題を解く際は所要時間を記録する習慣を
⇒起床時間や授業時間、問題演習時間もテスト本番を意識すると効果的
入試本番は制限時間内の得点で競われる
前回、「得点を意識すれば成績が上がる」というお話をしましたが、今回はそれを一歩推し進めたお話です。
試験は原則「制限時間の中で行われる」ということです。ものによっては時間が無制限の試験も世の中にはあるのかもしれませんが、入学試験はほぼすべて制限時間の中の得点で競われます。
同じ問題に正解を出すとしても何分かかって出しているかで総合得点の差が開きます。
ある問題を5分で解いている生徒と10分で解いている生徒では断然5分で解いている生徒が有利に思えますよね。1問を短い時間で速く解けることは有利だということです。
一方で、試験時間を10分余らせてもケアレスミスで失点をしてしまっては意味がありません。残り時間を有効に使ってミスなく正確な答案を作れた方が合格には近づくと言えます。
また、試験時間内の最初の方に得意分野を持ってきて、早い時間帯で確実に得点をする方が直前まで得点がはっきり見えずに焦る受験生よりも有利ということも言えます。
つまり、
- 制限時間を試験全体のどの部分に割り振るかで得点力が変わる
- 1問を解くスピードは速い方が有利だが無駄に余らせても意味がない
- 試験時間内で正確さとスピードのベストバランスを取ることが望ましい
- 試験時間内の解く順序も得点に影響を与える
ということができます。

時間配分を常に意識することがテストの得点を上げるためには重要な要素だということです。
問題を解く際に所要時間を記録する
実際に日々学習をする中で、所要時間を意識することはどの程度あるでしょうか?
宿題をやるときには、早く終わらせて解放されたい意識が前面に立っていい加減に向き合ってしまっている人も多いかもしれません。
試験本番でベストな時間の使い方をするには、日々の学習において時間を意識する習慣が重要です。
具体的には、数学でも英語でも国語でも問題を解く際に時間を計る習慣をつけましょう。
小問でしたら1問を解くのにかかった時間を、大問の場合は大問単位で解く時間を記録しましょう。現代文や英語の長文は、本文そのものを読み終わるまでにかかった時間を記録しましょう。
例えば、国語の現代文読解において4,000字程度の表論文が素材として与えられたときにそれを読み終わるのにかかる時間を知っておくだけで、試験時間の全体バランスを見通すことができるようになります。
1分間でおおよそ600字程度の文章を読めるスピードを持っていれば、4,000字であれば約7分かかることになります。結構な時間を費やすことがわかりますね。
実際は途中に注釈があったり、設問を解いたりすることもあるでしょうから、ストレートにすべて最後まで読み通すことはないのかもしれませんが、演習終了後でもよいので本文だけを読み進めるスピードを記録するようにするだけで、自分の速度感が分かってきます。

演習時間の記録が習慣になると、スピード感覚が研ぎ澄まされてきます。これ自体は、入試に限らず社会に出てからも重要なスキルになりますので、ぜひ意識しておくとよいでしょう。
日常生活でも時間感覚を磨いておく
時間間隔は、学習を離れた日ごろの生活においても意識しておくことができます。
代表例は「起床時間」や「睡眠時間」です。
夜、寝るときに「これから〇時間睡眠をとって、〇時に起きる」ということを意識して寝るようにします。きちんと意識ができていると不思議なもので、実際に〇時間寝て〇時に起きられるようになります。
学校や塾、予備校の授業時間も時計を見ずに、「今〇分くらい経過している」という感覚を意識してみましょう。慣れてくればだいたい何分経過したかを言い当てられるようになります。
たとえば、共通テストの国語を意識して試験時間80分に合わせるなら、国語の演習を80分1ユニットとして学習をするようにしてみましょう。そうすることで80分間集中して問題を解くという感覚が身につくようになってきます。

よく、ボクシングの選手は3分のエクササイズと1分の休憩を繰り返すということが言われます。それは実際の試合が3分1ラウンドで、1分間のインターバルの繰り返しとなっているからです。入試もこれと同様で、試験時間の感覚を磨いておくことが入試本番の時間配分のミスを大きく減らす助けとなるのです。
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