シリーズ成績向上に必要な考え方③ ~字の書き方にこだわること~

見やすい字学習方法・学習ツール
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
全5回シリーズでお送りしている「成績向上・合格に必要な心構え」の第3回です。

成績向上や合格はただ何となく勉強していればできるものではなく、明確なロジックがあります。そのロジックを理解すれば、最少の時間で最大の効果が期待できるようになります。

今回は、字をわかりやすく書くという意外とみんなができていない項目を取り上げます。
今回のテーマは「シリーズ成績向上の考え方③ ~字の書き方にこだわる~」です。

字の書き方にこだわる姿勢は成績を押し上げる

◆字をきれいに書く必要はない。見やすいことが大事
字の書き方にこだわるというのは、自分が読みやすいことを第1に考えるということ
⇒できるだけ短時間で人が読める字を書くことができると成績は上がり始める
◆見やすい字はミスを減らしてくれる
⇒数学の計算ミスの大半は字が汚かったり不正確な書き方に原因がある
縦・横・斜めの線をまっすぐ書くことを意識するだけでかなりきれいになる

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見やすい字を速く書けることの重要性

皆さんは自分の書く字をどのように思っているでしょうか?
「私は字が下手で…」と思っている人も一定数いると思います。

成績向上と関連して考えると、字が上手である必要は必ずしもないのですが、見やすい字を速く書けるということはとても重要な要素になります。

たとえば、数学で計算ミスがどうしてもなくならない人は、自分の計算の後をきちんと見てください。ケタのそろえ方や数字の書き方そのものがミスを起こしやすい書き方になっているケースがほとんどです。

数字の1と7を見間違えたり、bと6を見誤ったりという話は毎年多くの受験生に見られることなのです。

また、国語の小論文などでは、字を書くスピードが試験時間の使い方に大きく影響を与えます。早く字を書ける方が圧倒的に有利であることはすぐに理解できることと思います。

このように見やすい字を速く書けることは成績向上に重要な武器となるのです。

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見やすい字を速く書くにはどうすれば良いか

では、見やすい字を速く書くにはどうすれ良いのでしょうか。
まずは、本人が見やすい字を速く書こうと意識することが全てのスタートラインなのですが、多少コツがありますので、ご紹介したいと思います。

縦の線・横の線・斜めの線をまっすぐ書くことを心がける

絵心があって写生が上手な人は字もきれいに書けることが多いのですが、その手の才能にあまり恵まれない人は、字の形がなかなか整わずに苦労していると思います。

自分も決して字が上手ではないのですが、タイトルにある通り「縦・横・ななめ」の線をまずはまっすぐに書くことを意識するだけでかなり変わります

多くの場合、縦の線が波打っていたり、横の線が斜めに書かれていたりといった、いわゆる曲がった線によって字が見づらくなっているのです。

字の大きさをそろえる

見づらい字を書く人の特徴として、字の大きさが不ぞろいということがあります。
ペン字などでは漢字を大きめに書いて平仮名は小さくなどとありますが、あまり意識してもしょうがないので、方眼ノートなどを使って同じ大きさにそろえて書くということを心がけましょう。

特に、複数行になった場合に縦と横の文字の並びがばらばらだと見づらくなります。
1文字1文字の縦・横・斜めの線をまっすぐ書くのと同様に、字と字の並び方についても縦と横をまっすぐにそろえるようにするだけでかなり見やすくなります

シャープペンを使って早く書く練習をする

1文字ずつの書き方と、字の大きさをそろえる意識をしたら、後はいっぱい文字を書いて慣れることが大事です。最初は線をまっすぐ書くためにゆっくり書いた方がよいのですが、慣れてきたらだんだんスピードを上げる練習をしましょう

普段の学習で行っている計算や英作文、国語の記述問題などの演習や漢字や英単語の練習で手を動かす際に、文字の書き方の訓練を兼ねるという考え方が重要です。

自分の字は下手だからとあきらめるのではなく、意志を持って努力することで1カ月もしないうちに字の見え方がみるみる変わっていくはずです。

まさお
まさお

自分の筆跡というのはある程度癖になって固定化していますので、それをガラッと変えることは難しいと思います。筆跡そのものを変えるというよりも、ここに書いた3つのポイントを意識して入試用の字を書く意識を持つことが大事です。
自分も普段書く字は下手なのですが、入試用の字や黒板に書く時の字というのは別の字になるイメージを持っています。いわゆる「よそ行きの字」という感じです。

とても地味なポイントなのですが、数カ月で大きな差になります。
ぜひ頑張って行きましょう!!

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