【感染抑止の壁?】子供のPCR検査を保護者が止めてしまう現実

PCRを受けさせない 教育に関する政策
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
子どもたちのデルタ株感染抑止のために、文科省がガイドライン等を出していますが、PCR検査を受けさせない親がかなりの数いるようです。
ワクチンを受けないのはまだわかりますが、PCRを受けないのはさすがに何かおかしい(というか、間違っている)と思います。
今回のテーマは「感染抑止の壁は保護者の民度と制度の整備」です。

感染抑止の壁は親?

◆PCR検査を子どもに受けさせない親の存在
子供が陽性だとわかると会社に行けなくなる
子供が怖がっているからやめる
◆子どもが陽性になった場合の対応整備が急務
⇒陽性者と濃厚接触者のプライバシーは学校で守られるのか
⇒陽性者・濃厚接触者の自宅待機の徹底をしないと感染爆発が止まらなくなる
保護者が文字通り大人にならないと感染拡大がヤバいことになる

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学校クラスターをめぐる一部の動き

自分の身の回りではこのような動きは聞いたことがなくかなり驚いたのですが、学校クラスターに際して子供にPCR検査を受けさせない保護者がいるようです。

以下はTwitterの一例です。

これから学校内の感染者や濃厚接触者が数多く出てくることは間違いなく、このツイートのような流れが全国で広がってしまうと大変なことになるのではないかと危惧します。

まさお
まさお

言うまでもないことですが、子供の感染に気付かないということは、その家族の感染リスクを高めることになります。デルタ株は子供でもかなり高熱が出ますし子供自身を守る意味でも
は必須だと思いますが、それを辞めてしまうと家族内の高齢者などに感染が広がり医療崩壊を間違いなく助長します。
PCR検査を受けないこと自体は自爆テロに近い行為のようにすら見えてしまいます。

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なぜPCR検査を受けさせたくないかを考える

一方で、本当の問題はPCR検査を受けさせない親がいることではなく、そのような親が出てくる社会の問題のように思います。

最初に守られるべきはプライバシー

学校社会の一つの問題は情報が全て筒抜けでプライバシーが守られづらいということです。

狭い社会ですから言わなくてもわかってしまうので難しいのはわかりますが、陽性者や濃厚接触者に対するプライバシーの配慮をきちんと学校側が児童生徒と保護者に求める必要があります。

  • 陽性が判明した生徒が誰かは伏せて周囲の子供を濃厚接触者としてPCR検査受検を求める。
  • 陽性者と濃厚接触者の自宅待機とオンライン授業環境を整備して、学校には出てこないことが社会全体にとって必要な対応であることを理解してもらう

といった基本的な対応を学校と社会が徹底していくことが最初のベースになると思います。

PCR検査受検とワクチン接種は分けて考える

ほとんどいないと想いっていますが、親の中にはPCR検査受検とワクチン接種を混ぜて考えている人もいるようです。

  • PCR検査は要請課員成果を判定する検査でリスクはなく対応方針を早く確定できる
  • ワクチン接種は副反応・アナフィラキシーなどのリスクがあり接種をしない方がよい人もいる

PCR検査で陽性か陰性化が判明することでその後の対応がスムーズに動き始めるわけで、ここに妙なブレーキを踏むのは大変危険であることをきちんと理解してもらう必要がありますね。

子供が陽性だと会社に行けない問題

この問題は社会全体で解決しないといけないと思います。
全ての会社がコロナ関連で「有給休暇」「特別休暇」「休業手当支給」といった対応が取れればよいのですが、企業規模や体力によっては上記対応が難しいところもあるでしょう。

また、そもそも論として、1人休んでしまうと業務が回らないといった会社の場合は、経営者の判断も必要です。
経営者も従業員の生活を抱えて会社を維持しなければなりませんから、かなりシビアな判断が求められると思います。

この辺りは行政の支援策(派遣社員投入時の手当負担やテレワーク導入支援策など)を制度化していかないと、頭でわかっているのに行動に移せないといったちぐはぐな対応が出てくる可能性は常になると思います。

とはいえ、人の命に関わる問題ですから、仕事が休めないのでPCRは受けさせないといった対応は本末転倒だと思います。万が一長期入院や重症化になったら休めないどころの話ではないわけですから…。

まさお
まさお

大人が文字通り大人になって冷静な対応をしないと、子供をきっかけに多くの犠牲者を出しかねない状況であることをよく理解する必要があると思います。

PCR検査はどんな理由があってもすぐに受けるべきだと思います。

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