こんにちは。まさおです。
オミクロン株の感染者がが国内でも発見されました。本日から国内への外国人の入国を制限していますから一定の時間は稼げるかもしれませんが、時間の問題で日本へも入ってくることは間違いないでしょう。入試への影響はどう考えるべきでしょうか。
今回のテーマは「オミクロン株の入試への影響」です。
オミクロン株の感染力は強い
WHOが「懸念される変異株」に指定しているオミクロン株の感染力はかなり強いとみるべきだと思います。
詳細はNHKの以下の記事に出ています。
スパイクたんぱく質が30カ所以上も変異しているなど、従来のウイルスとは全く別物と考えてもよいほどの変異をしているようです。
また、南アフリカではすでに80%近くがオミクロン株に置き換えられてしまっていることからもデルタ株を上回る強い感染力を持っていることが推定されます。
以下の文化放送の記事でもデルタ株以上の感染力と紹介されています。
日本ではやっと感染者数が減って、今度の入試は去年ほどの状況で泣かく受けられるのかと思っていましたが、にわかに予断を許さない状況になってきたと思います。
外国人の入国制限があったとして、時間の問題で拡大することになるでしょう。
毒性についてはそれほど強くないとの見方も
一方で、オミクロン株の毒性――つまり重症化する割合については、現時点ではそれほど危険という状況で内容です。
南アフリカ医師会のクッツェー会長は「感染した患者の症状は軽く、重篤な患者はいないのでパニックになる理由はない」と言っています。
現時点ではそういう状況なのかもしれませんが、今後感染拡大が続く中でさらに変異を起こし毒性が増す可能性もゼロではないので、現時点での情報という見方にとどめておくことが重要だと思います。
感染力は強いが重症化もしづらいというのは、ある意味一番厄介かもしれません。
受験生は感染したことが判明すれば、試験場に行くことはできないからです。症状が重ければある意味あきらめもつくのですが、症状が軽いとかえって悔しい思いが増す可能性があります。
入試への影響は?
このオミクロン株、遅かれ早かれ日本でも感染拡大のフェーズに入ると思われますが、入試への影響はどう考えるべきでしょうか。
感染者の拡大時期を予想するのは大変難しいですが、日本で感染者が市中で見つかってから2~3週間で一気に拡大するのではないかと思われます。
仮に1カ月の入国制限明け(入国制限を解除するかわかりませんが…)の1月上旬ころに感染拡大が始まるとすると、1月の下旬ごろに感染の速度が増すと考えることになるのかもしれません。
共通テスト週もしくはその翌週あたりに感染者が増えてくるとなると、2月の入試への影響を懸念せざるを得ません。
感染したことが分かれば試験場に行くことはできませんので、入試をきちんと乗り切るためにはオミクロン株と言えども感染しないように自己管理するしかないということになるでしょう。
受験生は不要な外出はしないこと
感染しないように自己管理するとはどういうことでしょうか。
単純に以下の行動をとるだけでかなり感染リスクを下げることができると思います。
- 不要な外出はせず、できるだけ自宅にいること
- 外出時のマスクやこまめな手洗いを徹底すること
- 試験場でも他の受験生とのおシャベルや接触をできるだけ避けること
これまでやってきた感染予防行動を徹底することが受験生にとっての最良の対応だと思います。
情報収集を怠らないこと
オミクロン株についてはまだわからないことが多く、対応についての判断がしづらい状態です。
現在流れている情報は全体情報の一部にすぎない可能性が高いので、この段階で何かを予断的見ることなく、ニュース等で流れてくる情報を冷静に確認していくことが重要です。
感染力が高いのは間違いなさそうですが、毒性についてはもうしばらく様子を見ないと何とも言えないと思います。
現時点ではそれほど重症化しないのではないかという見方が強いですが、それを確定情報として良いかというともう数週間、他国の感染者の動きを見ないといけないと思います。
従来の感染予防行動が基本対応であることは間違いないので、国内の感染状況を見ながら入試期間中の行動をどうしていく考えていくことが重要だと思います。
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