【改めて考える】休校中のゴールデンウィークの過ごし方

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まさお
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カレンダー上はいよいよゴールデンウィークがスタートします。外出自粛や休校継続で、ゴールデンウィークなんて意識していない人も多いかもしませんね。
だからこそ、改めてゴールデンウィークをどうとらえるべきかを考えてみたいと思います。

今回のテーマは「休校中のゴールデンウィークの過ごし方」です。

ゴールデンウィークの過ごし方のポイント

休校の延長としてなんとなく突入しない
⇒ゴールデンウィークならではの課題感は持っておいた方がよい
生活環境・生活リズムの見直し期間に充てると効果的
マンネリ化した休校生活をリフレッシュする期間にして次に備えるべき。

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休校疲れが溜まっている時期

最初に2月下旬からこのゴールデンウィークまでの流れを振り返ってみましょう。

2/27:安倍首相突然の休校要請
3/2:全国の学校が休校スタート(春休みまで)
卒業式・終業式・入学式の簡略化や省略
4/7:緊急事態宣言を東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・福岡に発出(~5/6)
一部再開を予定していた学校も再び休校へ
4/16:緊急事態宣言を全国へ拡大(~5/6)

わずか1か月半の内に目まぐるしく情勢が変化し、節目となっていた様々な行事が流れて、なんとなく時間が経過していく事態となりました。

しかもその間、外出すること自体が悪いことのように言われ、家の中に引きこもる生活が主となりました。

学校からの情報もまちまちで、ともすると放置されてしまっている生徒も出てきている状況です。

何も考えていない人ならともかく、多くの生徒は戸惑い、疲れていると思います。場当たり的とも見える大人の対応に諦めの念を抱いている人もいるかもしれません

ただ、いつまでもこの状況が続くわけではありません。遅かれ早かれ事態は終息しますし、止まっているように見える時間も刻々と流れています

学習継続のための流れを作る意味でも、節目を持って振り返り次に向けた準備をする必要があります。その意味でもゴールデンウィークをうまく使ってほしいと思います

まさお
まさお

今回のゴールデンウィークは企業も出勤を控え、多くの人が外出しない特殊な連休です。ある意味、勉強には向き合いやすいのですが、受験学年以外の人は少し息苦しい時間になりますね。

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GWを節目ととらえてみよう

本来、学校教育には定期的に節目があり、定期テストなどその節目を目標に頑張って行く仕組みになっています。これは学校だけでなく、社会人になっても同じなのです。

大切なことは、節目(マイルストーン)を設定し、そこまでにどんな状態を目指すかを決めて、そこに向けて頑張るというサイクルを繰り返すことです。
マラソンで言えば、5kmごとのスプリットタイムを積み上げて42.195kmのタイムを目標値に近づけるということと一緒です。

今回のだらだらとした休校措置は、大事な節目をなくしてしまっていて、これが最大の危機です。なんとなく頑張るというのが一番難しく、時間を浪費するです。

休校継続しているのに、ゴールデンウィークの学習方法なんで意味がないと思わないでください。ここに一区切りをつけることに意味があるのです。
以下に見直しをしたい項目を挙げていきます。
自分なりの課題感を持って臨んでください!!

生活リズム(起床時間)の見直し

最初にこの期間にチェックすべきは生活リズムです。ここでいう生活リズムのほとんどは起床時間と言ってもよいでしょう。

学校の優れている点の一つは、毎朝決まった時間に起きないといけない点です。これがあることで1日の時間の使い方がかなり効率化しているのです。

長い休校によって、起床時間が少しずつ後ろにずれて、9時や10時(遅い人はお昼くらい?)まで寝ている人は、この期間中に強い意志を持って遅くても8時前には起きるようにしましょう

もう一つ、部屋の換気の習慣をつけましょう。午前中に部屋の窓を開けて空気の入替をします。長く部屋にいるために必要な習慣だと思います。

まさお
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起床時間は早いほど時間の使い方の効率が増します。午前中の方が脳が冴えていて短時間で多くの作業をこなせるからです。
朝7時から30分計算練習などに充てると効果抜群です。

部屋の片づけをしてしまおう

長引く休校で部屋がぐちゃぐちゃになっている人はいませんか?3月末から4月かけて卒業や入学があった人は比較的整理整頓の機会があったかと思いますが、なんとなくだらだらとここまで来てしまった人は、ゴールデンウィーク中に1日整理整頓の日を設けましょう

旧学年の古い書類と新学年の教科書などの配布物を入れ替え、要らないものを一気に廃棄処分にして軽量化を図ります。
それだけで気分転換、ストレスの発散になります。

もし心に余裕があれば、部屋の模様替えをするのにもよい機会です。長時間、家で勉強するには、勉強する机の周りに極力物を置かないなど、集中できる環境を意識して作る必要があります

まさお
まさお

もうしばらく休校が続くと想定して、長い時間家で勉強できる環境へ進化させましょう。
勉強中に目に入るものの数を減らすのがコツです。

旧学年の弱点に集中して取り組む

ゴールデンウィークを節目として環境整備をしたら、学習内容に取り組みます。
休校中もきちんと学習ができている人はその延長でもよいと思いますが、この時期にあえてやっておいてほしいことがあります。

それは、旧学年(3月までの学年)の弱点克服です。

今年は夏休みが予定通り来るかも微妙なのですが、本来夏休みは1学期の弱点を拾う時期です。そもそも1学期の学習もまともに授業できていないわけですから、夏休みに何かをやろうと期待しない方が賢明です。
一方で、習ってもいない単元の復習などできませんから、前の学年の学習内容の取りこぼすを少しでも減らしておくことが重要です。

現在学校から課されている宿題がある人はそれを最優先で片付けましょう。課題があまりなかったり、課題とは別に自分でやるべきテーマが決まっている人はそれを2~3日かけて集中的に取り組みましょう

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学校の課題にきちんと向き合おう

学校の先生は、この休校状態でどうやって学びを維持するか考えています。学校から宿題が課されている人も多いと思います。

ゴールデンウィーク中に課題に向き合えるだけ向き合って、極力やり切ってしまった方がよいでしょう。

学校によって与えられている課題の量も質も異なるでしょうから、一概にこうすべきとは言えないのですが、先送りにするとその分のつけが自分に返ってきますので、ここは厳しく自分を律して取り組んだ方がよいと思います。

休校期間で一番怖いのは「周りの生徒の頑張りが見えない」ことです。
学校の優れた点の一つは、同じ学年の周囲の子との競争の要素があることです。「同じ志望校の〇〇君がこんなに頑張っているんだから、自分もぼーっと生きてはいられない」というような意識が勝手に芽生えてくるのです。

今回の休校期間中でも仲の良い友達と頻繁にそういう話ができればよいのですが、あまり勉強面の情報交換はしないと思います。知らないうちにどんどん差が開いてしまう危険性があるのです。

まさお
まさお

いかがですか?
ゴールデンウィークを節目ととらえ、学習環境と取り組み姿勢の再構築期間として、連休明けに臨むようにしましょう
コロナとの戦いはまだまだ続く可能性があります。長期戦への備えが必要です!

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