【やや緩和】2023都立高校志望予定調査状況

2023都立高校志望予定調査状況 高校入試
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まさお
まさお

いよいよ2023年度入試も本番目前となりました。

1/6、東京都教育委員会は、都立高校全日制等志望予定調査の結果を公表しました。実質男女別募集定員の緩和措置があるため、この差はかなり緩和されると思います。
今回のテーマは「都立高校進路希望調査状況」です。

都立高校普通科志望予定調査

◆この数値で自分の志望校の難易度を測る
⇒高倍率校は本番まで出願者が分散するので下がることが多い
⇒この数値で一喜一憂しないことが大事!
◆男子の倍率2倍超は3校のみ
石神井(2.06倍)・豊島(2.02倍)・調布南(2.01倍)
◆女子の倍率2倍超は7校。前年13校から減少。
鷺宮(2.55倍)・昭和(2.34倍)・神代(2.26倍) など

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志望予定調査データ

合格?不合格?

1/6、東京都教育委員会は2022年12月13日に実施した志望予定調査の結果を公表しました。

項目男子女子合計
卒業予定者数40,65537,03777,692
全日制高校志望予定者数36,34633,01569,361
全日制進学志望率89.40% 89.14% 89.28 %
都立高校予定者数25,00024,36249,362
都立高校志望率69.22% 74.12% 71.60%

今年は卒業予定者数が男子で818名、女子で472名、合計1,290名増加しています。

全日制高校を志望する中3生は全体の89.28%程度で、初めて90%を切りました。前年よりも男子で0.59ポイント、女子で1.42ポイント低下しています。

通信制高校など、全日制高校以外に進学を希望する生徒がどんどん増えてきています。

まさお
まさお

女子の都立高志望率は男子よりも4.9ポイント高く、募集定員の少なさも相まって女子は相変わらず狭き門ということができます。

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男女別高倍率校

男女別の高倍率校は以下の通りです。

男子高倍率上位10校

学校名募集人員志望
予定者数
倍率前年同期
倍率
前年差異
石神井1653402.061.640.42
豊島1653332.021.510.51
調布南1242492.011.820.19
江北1653291.991.510.48
狛江1663291.981.900.08
城東1653251.971.850.12
目黒1242411.941.97-0.03
鷺宮1442761.921.700.22
神代1653111.881.830.05
立川1442691.871.640.23
倍率2倍以上と、前年同期に比して倍率が上がっているところは赤字

上位10校中9校が前年の志望予定調査時よりも倍率を上げています
また、前年高倍率だった「三田」「戸山」「東」「深川」「青山」「北園」などが倍率を下げてトップ10から消えました。

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女子高倍率上位10校

学校名募集人員志望
予定者数
倍率前年同期
倍率
前年差異
鷺宮1323372.552.300.25
昭和1513532.342.44-0.10
神代1513422.262.6-0.34
広尾942102.232.110.12
小岩1703652.151.770.38
竹早1062222.092.040.05
豊島1513152.091.980.11
富士森1673311.981.440.54
深川1102171.9731.620.35
三田1412781.9722.36-0.39
倍率2倍以上と、前年同期に比して倍率が上がっているところは赤字

女子は男子と比して倍率が高い傾向がありますが、緩和傾向です。
昨年上位10校すべてが倍率2倍を超えていましたが、今年は7校に減りました。高倍率校の募集定員増なども倍率緩和に寄与しています。
また、10校中7校が前年同時期の志望予定調査時よりも倍率が上がっています

まさお
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昨年度から男女別募集をしている全校に導入された「男女別募集枠の緩和措置」ですが、昨年度の10%から本年度は20%に緩和枠が拡大されます。
これにより、実質の合格ラインは男女ともにほぼ同じ位置になると思われますので、最終結果としては助詞の倍率が下がり、男子の倍率が上がるはずです。

ちなみに2021年の都立高校応募倍率は以下の記事にまとめています。

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