こんにちは。まさおです。
千葉県教育委員会は2023/2/17に志願先変更締切後の確定志願者数を公表しました。全日制全体では153名志願者が減少しています。学校別では最も増加した学校で3名、減少したところは8名となっています。
今回は「2023千葉県公立高校確定志願者数」を取り上げます。
志願先変更後の確定志願状況
千葉県公立高校の確定志願状況が公表されました。
以下のURLから全体状況の確認が可能です。
2月14日のブログでは志願先変更間の状況を報告しましたが、全日制全体ではそこから153名の志願者減という状況(前回の志願者数は34,946)になっています。
年度・種別 | 募集人員 | 確定 志願者数 | 志願倍率 |
---|---|---|---|
2023 | 30,960 | 34,793 | 1.12 |
2022 | 31,320 | 34,637 | 1.11 |
2021 | 30,920 | 33,517 | 1.08 |
前後期制がなくなり入試が一本化されて3回目の入試となりますが、倍率はこの3年間少しずつ上がって1.12倍になっています。
前回からの全日制の志願者増減状況
私立高校の合格発表などの影響で取り下げが出た状況で、多くの学校はわずかな増減となっていますが、一部大幅な増減が出ている学校があります。
増減数 | 学校数 |
---|---|
+20~30名 | 5校 |
+11~20名 | 8校 |
+1~10名 | 63校 |
±0名 | 44校 |
-1~-10名 | 53校 |
-11~-20名 | 8校 |
-21~-30名 | 8校 |
-31~-40名 | 2校 |
-41~-50名 | 2校 |
上の表を見ると193校中160校が±10名以内に収まっています。残りの33校が±10名を超える増減になっているわけですが、その中でも特に目立つ30名以上減らした学校は以下の4校でした。
学校名 | 前回 志願者数 | 志願倍率 | 今回 志願者数 | 志版倍率 | 志願者 減少数 |
---|---|---|---|---|---|
船橋高校普通科 | 619 | 1.93 | 569 | 1.78 | -50 |
東葛飾高校普通科 | 530 | 2.21 | 480 | 2.00 | -50 |
検見川高校普通科 | 475 | 1.48 | 442 | 1.38 | -33 |
市川昴高校普通科 | 454 | 1.42 | 422 | 1.32 | -32 |
志願者が減っている船橋・東葛飾は県立御三家と言われるトップ校で、開成や早慶附属校をはじめとした難関私立高校への合格によって志願者が減ったものと思われます。
高倍率校トップ10の状況
確定志願者数においける高倍率校上位10校は以下の通りです。
順位 | 学校名 | 学科名 | 募集人員 | 志願者数 | 志願倍率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 東葛飾 | 普通 | 240 | 480 | 2.00 |
2 | 船橋 | 普通科 | 320 | 569 | 1.78 |
3 | 柏の葉 | 普通科 | 280 | 486 | 1.74 |
4 | 市立千葉 | 理数科 | 40 | 69 | 1.73 |
5 | 市立千葉 | 普通科 | 280 | 480 | 1.71 |
6 | 船橋 | 理数科 | 40 | 67 | 1.68 |
7 | 市立松戸 | 普通科 | 280 | 462 | 1.65 |
8 | 千葉 | 普通科 | 240 | 380 | 1.58 |
8 | 幕張総合 | 総合学科 | 680 | 1077 | 1.58 |
10 | 成田国際 | 普通科 | 200 | 313 | 1.57 |
東葛飾は志願者を50名減らして倍率も0.21ポイント下げましたがそれでも倍率は2.00倍となりトップの倍率となっています。
志願先変更前は10位に入っていた船橋東が11位になり、代わりに幕張総合が入ってきています。
とはいえ、全体の倍率の序列に大きな変更はありません。
1.5倍以上は厳しい競争入試になりますので、当日つまらないミスで失点をしないように注意して臨みましょう。
学力検査は2月21日と22日の2日間です。
ここまでくれば後は当日実力を発揮して合格を勝ち取るだけです。
頑張って試験に臨むようにしましょう。
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