入試開始まであと3か月! ~成績が伸び悩んだらどうする?~

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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
10月もいよいよ終わりに差し掛かりました。共通テストまであと3か月切りました。首都圏の高校入試も残り3か月を切りました。いよいよ入試に向けたラストスパートの時期です。
この時期になると、成績が思ったほど伸びずに悩む受験生が多発します。
今回は「入試まであと3か月! 成績が伸び悩んだらどうする?」というテーマで進めます。

成績が伸び悩んだときの対応

1.悩んでも成績は上がらない。変化を起こすことが大事!
苦手科目以外ができている場合は苦手科目に注力
全体的に伸び悩んでいる場合は得意科目に注力
2.基礎力の幅が成績の上限を決めていることが多い
⇒数学なら計算、英語なら単語や熟語、国語なら語彙の見直しが大事
3.ポジティブでいることが状況を変える
⇒やるべきことをやったら、根拠のない自信で結果を待つ

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スランプなく入試を迎える受験生はいない

入試が近づくとどうしても不安や焦りが出てきて、模試の結果が思い通り出てこないことが増えてきます。この記事を読んでいる人の中にも9月や10月の模試が思いどおりにできずに不安を募らせている人が多いのではないかと思います。

大前提として知っておくべきは、「スランプなく入試を迎える受験生はいない」ということです。程度の差はありますが、トップの生徒でも精神的に揺さぶられるのがこの時期です。「入試直前に失速するのではないか」、「他の受験生はもっと勉強しているのではないか」といった不安がどうしても頭をもたげてきます。しかし、自分が辛いときは敵も辛いというのが真実です。自分だけが辛いわけではないという前提に立ちましょう。

まさお
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逆に、この時期になっても何の不安を感じないというのは、自分を正しく見つめられていないのではないかとこっちが不安になります。
受験生を指導してきた立場としては、不安や緊張を感じるのはある意味、入試モードになりつつある正常な反応だと思っています。

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不安に打ち勝つのは自信。自信をつけるためにやるべきことは?

タイトルの通り、不安を克服するには自信をつける必要があります。自分の状況を冷静に見つめながらどのように現状を打開するかを考えていきましょう。

苦手科目以外は順調で苦手科目が足を引っ張っている場合

これは一番対応がシンプルで、苦手への向き合い方が足りないケースがほとんどです。苦手科目を克服するには、一定時間、苦手科目に向き合う必要があります。特に基礎的な部分が地味ですが大事です。自分がこれまで苦手科目に費やしてきた時間を改めて振り返り、これでは足りないと気持ちを奮い立たせてもう一段階ギアを上げていきましょう

具体的には問題集などの解く量を2~3割増やしてみる、苦手科目の基礎学習(語彙・計算など)をまとまった時間集中して取り組むといったことが大事です。

全般的に伸び悩みを見せて壁に当たってしまっている場合

得意科目苦手科目問わず、どれも全般的に頭打ちになってしまうケースというのがあります。これは模試の成績表などをよく見て、本当に全般的に壁に当たっているのか、たまたまそう見えているだけで細かく成績を見ればただのケアレスミスの積み重ねではないのかといった確認が必要です。
その上で、やはり全体的に伸び悩んでいるときは、得意科目の学習時間を増やしましょう

スポーツでもなんでもそうですが、競争の場には「攻め」と「守り」があります。入試において「攻め」に当たるのは得意科目です。得意科目にある程度の自信がないと、他の教科にも今一身が入らなかったり、精神的にネガティブになったりします。まずは得意科目の自信を取り戻しましょう。

具体的には解きなれた問題集をもう一度やってみるといった対応が有効です。一度解いてできるようになっている問題集がすらすら解ければよいですが、意外と穴ができてしまっているケースもあるものです。1冊完璧に仕上げた問題集を持つことは得意科目の自信をつける上で大変有効です。

特定科目がある得点を上限としてそれ以上伸びない場合

どの科目でもよいですが、ある点数が壁のように立ちはだかり、それより高い点数にどうしても上がらないというケースがあります。
その場合に確認してほしいのは、その科目の基礎部分での失点がどの程度あるかということです。伸び悩む原因として多いのは、取りこぼしてはいけない他の受験生ができる問題での失点がなくならないというケースです。多くはケアレスミスや基礎知識の不足、計算練習の不足といったことが原因になっています。まずは基礎学力の底上げに注力しましょう。

具体的には問題集の基本問題部分だけを拾って全てやり直してみる、計算練習用の問題集を時間を計りながら解いてみるといった、確実に取れる問題を確実にとる練習が有効です。

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ポジティブでいるように心がけることも重要

結果が伴わないとどうしてもネガティブに物事を考えてしまいます。
一方でネガティブな思考は、ネガティブな結果を引き寄せる負のスパイラルの起点になってしまうことが間々あります。結果を思って不安になるより、ポジティブに今やるべきことをやり切ってよい結果を出す原因を一つでも多く作ることが大事です。

根拠のない自信がときに良い結果を持ってくるのです。やるべきことをやり切ったら果報は寝て待てという気持ちでポジティブでい続けることが大事です。

まさお
まさお

入試まであと3か月の今が、ある意味一番つらい時期です。もう少し入試が近づいてくると開き直るところまり、覚悟が決まってきます。
合格に近づくには目の前の課題を1つずつ解決して積み上げていくしかありません。自分が何をやるべきかを上記をヒントに確認していきましょう。

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