こんにちは。まさおです。
入試まであと1カ月余りとなりました。この時期は1日の重みが夏休みの頃に比べると、格段に重くなります。有効に時間を使うことが合格のポイントとなります。
今回は「入試直前期の学習ポイント」を取り上げます。
合格するには受験科目の合計得点でボーダーラインを超えればよい
何度かこのブログでも説明をしていますが、入試で合格するというのは極めてシンプルな作業で、試験科目すべての合計得点が合格最低ラインを超えればよいということに尽きます。
すべての科目の合計が合格ラインを超えるには、各科目の得点傾向を把握しておく必要があります。過去問演習はそのために行うわけですが、自分が過去問でどの程度の得点を各科目でとっていて、その合計は合格最低点を超える可能性があるのか、ないのかでその後の学習内容を変えていくことになります。
一般的には、過去問演習を学習のペースメーカに据えて、各科の過去問を解き、自己採点をして得点を記録します。その上で、合格最低点との比較をして、どの教科に課題があるかを明確にします。
入試問題は出題形式との相性などもあるため、自分が普段学校の定期テストや外部の模擬試験などでとっている得点と違った得点バランスになる可能性もあります。
その得点バランスをきちんと把握して、学習の優先順位をつけるようにしましょう。
得意科目で初めて苦手科目で終わらせる
入試直前期の学習は1日に複数の科目の学習が進むことになると思います。学習効率で言えば、得意科目からスタートした方が内容も進むし、モチベーションも上がります。ある程度得意科目で慣らし運転をした後に、じっくりと苦手科目に取り組むというのが、苦手科目対策が長く続くコツです。
1日の学習を得意科目でスタートさせ、ある程度学習が進んだところで他の科目にスイッチします。最終的には苦手科目が一番伸び代があるわけですから、苦手科目に時間を割いて、解ける問題を1問でも増やしていくのが得策だ思います。
志望校突破のポイントは、苦手から逃げないことと最後まであきらめないことです。特に、苦手克服は合否を大きく左右する重要な要素だけに、苦手にきちんと向かうようにしましょう。
ペースが上がらないときは知識チェックをやる
入試直前期に苦手対策と一緒にきちんとやっておくべきは「知識チェック」です。
特に過去問演習が続いていると、基本知識の確認がおろそかになったり曖昧になったりしがちです。知識の確認はすべてのベースとなりますので、毎日10分程度でもよいので、各科目の基礎知識をチェックする習慣をつけるとよいでしょう。
知識チェックのやり方
すでに様々な問題集をやっていることと思いますし、その中で暗記の手法が確立されている人も多いと思います。そのやり方で問題ない人はそれを進めましょう。
いまだに暗記が苦手という方は以下のように進めてください。
1.覚えるべき内容
・英単語・英熟語
・現代文用語
・古語
・地歴や公民の用語集 等
2.自分の暗記用の問題集を1冊決める
これはすでに決まっている人が多いと思います。
3.毎日やる時間を決める
朝6時から1時間と決めたらそれを毎日続けます。
1時間を15分ずつに分けて4種類やるというようなバランスのとり方もありです。
日々のウォーミングアップとしてやるのが効果的です。
4.チェックシート等を使い覚えたものと間違えたものをマーカーで色分け
暗記物は以下に短時間で頭に叩き込むかが勝負です。
覚えていないものに印をつけて、2周目・3周目を高速で回すことが重要です。
暗記物は難しい理屈ではなく、物量をいかにこなしたかが重要です。
やるべき内容を決めたら、とにかくやり続けること。
入試まで時間がありませんから、早く知識の量を増やすことに意識を向けるべきです。
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