都立高校入試まであと2日! ~直前の対策ポイントは?~

高校入試
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。

東京都の中3生にとって最後の関門である東京都立高校の一般入試は2月21日(日)に実施されます。残りあと2日間。受験生は果たして何をすればよいのでしょうか?
今回のテーマは「都立高校直前対策ポイント」です。

都立入試直前対策

◆今一度出題範囲をチェックしよう!
⇒今年の入試は出題範囲が例年と違うので注意。
学校や塾は出題範囲とは関係なく教科書を進めていることも多い
◆直前学習の主役は理科・社会
基本問題集を一通り復習しておく
知識事項は当日まで何度でも確認!

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出題範囲を再度チェックしよう!

今年の入試はコロナ禍で中止の可能性すらありました。結果的に試験自体は予定通り行われることになっていますが、試験範囲については休校の影響に配慮して早い段階で縮小されることが発表されています。

ところが、夏休みの短縮もあり9月ごろには多くの学校は休校で遅れた分を取り戻しつつあり、その後も授業は着々と進み、多くの学校は予定通りの学習内容を終えて卒業式を迎えられるようです。

そうなると逆に問題になるのは「縮小された試験範囲」と「学校で習ったこと」のギャップです。学校で習ったこと、特に最近習ったことが試験範囲に入っていないとすると、最近の勉強を頑張っている受験生はちょっと不利になってしまうかもしれません。

東京都が公表している試験範囲除外対象

東京都は以下の範囲を除外対象としています。

これを見ると、数学の「三平方の定理」や、理科の「力学的エネルギー」や「太陽系と恒星」といったあたりは多くの人が勉強してしまっていそうですよね。

いずれも試験には出ませんので、ご注意ください。

まさお
まさお

合格するために重要なことは、みんなが点数を取れるところで落とさないことです。都立高校入試の多くは、難易度の高い問題で落とすのではなく、正答率の高い問題で落とすことが致命傷になっています。その意味でも試験範囲内でかつ正答率の高い問題を確実にとるようにしましょう。

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直前対策の主役は理科・社会

試験範囲をチェックしたら、優先順位をつけて最後の学習う内容を決めましょう。
直前期の学習の定番は理科と社会です。

過去3年間の東京都立高校の教科別の平均点を見てみましょう。

年度国語数学英語理科社会
令和2年度81.161.154.757.053.4
平成31年度71.062.354.452.767.1
平成30年度65.966.568.061.561.5


意外に思うかもしれませんが、数学の平均点が意外と高いのです。
社会は昨年53.4と平均点を大きく下げたので、今年は少し易しくなると思います。
理科は、5教科の中でも平均点が低い方で安定しており、今年の入試でも平均は少し下がるのではないかと予想されます。

このような中で比較的試験範囲をきちんと見て準備ができる理社に時間を割くことはとても合理的なことだと思います。
数学は一番差のつく教科なので数学を軽視してはいけないのですが、数学に意識を向けすぎると理社で足元をすくわれる可能性があります。

まずはこれまで取り組んできた問題集の試験範囲内の単元をきちんと復習しておくようにしましょう。

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国語の作文も直前対策が有効

国語の作文は書き方の方さえ覚えてしまえば、意外と点数が取れるものです。
国語の平均点が昨年高かったので、今年は少し下がると思いますが、作文は得点源にできるところなので、確実に得点しておきましょう。

過去にこのブログで解説した都立入試作文の書き方記事を紹介しておきます。

まさお
まさお

入試本番まで待ったなしです!
後悔しないように自分の考えるベストの準備で本番に臨みましょう!!

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