こんにちは。まさおです。
4/15から大阪府立学校17校が休校となっています。教職員や児童生徒の感染が確認され拡大防止の措置ということだそうです。
今回は「大阪府立学校休校と変異株の影響」を取り上げます。
大阪府立学校は17校で休校措置
去年の6月に休校が解除されてからは、感染者が出た学校でそれぞれ消毒のための休校という動きはありましたが、まとめて17校という規模での休校というニュースはありませんでした。
(報道がないところで休校となっていたところはあるかもしれませんが…)
新型コロナウイルス、特に変異ウイルスに教職員や児童、生徒が感染が確認され、家庭への感染拡大を予防する観点からの休校装置です。
保健所の調査が終わるまで休校の措置を取るとのことで、保健所の調査結果がいつ頃どのような形で出るのかに注意をしておく必要があります。
大阪における10代以下の感染状況
大阪における10代以下の感染状況は、大阪府感染症情報センターがレポートを出しています。
このグラフを見ると10歳代の感染が少しずつ増えている傾向が見て取れます。
累積で見ると以下のような状況です。
右側の累積報告割合を見ると、一番下の10代の帯が第1波から少しずつ上がってきていることがわかります。
もう少し時間が経過するとより傾向がはっきりしてくると思います。
大阪で拡大中の変異ウイルス「N501Y」について、医療現場からは「従来のものと比べ重症化スピードが速い」「基礎疾患のない40代や50代の患者が重症化する場合もある」との報告も上がっています。
大阪で起こっていることはいずれ首都圏でも起こってくることだと思います。有意な対策がとれていればよいですが、このままの状況ですと大阪同様再度休校の可能性があると思います。
オンライン授業への備えを
世の中では多くの学校が感染対策を取った通学再開で進んでいますが、大阪府では大学にはすでにオンライン授業の要請を出しており、小中学校でもオンラインによる学習支援体制について言及しています。
再度の休校拡大に備えて、オンライン授業の準備を進めておくことが重要です。
GIGAスクール構想で学習端末が一人1台配備されているはずなので、それを最大限活用するのが得策です。
Google ClassroomでもZoomでもTeamsでもよいので、生徒とオンラインでつながる環境を早期に準備しておくことが重要だと思います。
それができていれば、ライブのオンライン授業でも事前撮影の動画配信でも何らかの学習コンテンツは配信可能になります。
前回の休校の経験から、極力ライブ配信型での授業が望ましいと思います。
ワクチン接種による感染予防効果も期待されますが、医療関係者や高齢者からスタートするので10代に回ってくるのは来年以降かもしれません。ワーストシナリオも視野に入れた準備を進めていく必要があると思います。
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