【高校受験】志望校がなかなか決められない!どうすればよい?

高校入試
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まさお
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こんにちは。まさおです。
5月も中旬になり、塾では夏期講習の申し込みなどもスタートしてくる時期となりました。そろそろ志望校を決めておきたい時期ですが、なかなか志望校が決められないという人も多いのではないでしょうか?
今回のテーマは「志望校が決められない!どうする?」というテーマです。

志望校が決められないときの対処法

◆志望校を難しく考えないことが大事
自分の理想に完璧に合う学校は存在しない
⇒志望校は一度決めたら変更してはいけないというものでもない。何度でも変更してよい
◆友達の志望校を聞いてみる
⇒実は大した理由なく志望校を決めている人が大半
広く学校情報を集めてみることは大事

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夏休み前に志望校を決めることが大事

目標校・志望校は早い時期に決めておいた方が有利です。
人は目標があった方が頑張れるし、成果も出しやすいからです。

一方で、大人から「志望校を早く決めなさい」と言われてもそう簡単に志望校を決められないという人も多くいると思います。

そんな時、いったいどうやって志望校を決めるのでしょうか?

まさお
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志望校選択は受験の最初の大きなハードルです。これまで受験をしたことがない人は、学校を選ぶ基準や選び方がわかりませんので、この壁に多くぶつかります。
どうやって対処するか整理していきましょう。

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【大前提】すべてを満たす理想の高校は存在しない

これまで見てきた受験生の志望校選びが進まない最大の原因は「理想が高すぎる」です。

自分が将来どんな道に進むかもわからないので、自分の様々な可能性を最大限残してくれるような楽しくて成績も伸びるような理想の学校を探してしまうケースが多いです。

現実的には、どの学校もそれぞれの制約条件の中で学校運営をしていますから、得意分野と不得意分野があります。自分の中で特に大事にしたいことがあるなら、それに絞って学校を選んでみるとよいでしょう。

優先順位の例

優先順位の例を挙げてみます。

1.部活動
今はコロナ禍で制限されがちですが、高校3年間で打ち込みたい部活がある場合はその部活動が盛んな学校を候補として挙げてみるとよいでしょう

2.進学実績
大学進学に向けてどのような準備をしていきたいかを明確にしましょう。大学入試制度改革が進む昨今では、大学附属校の人気も高くなっています。
大学受験をせず、附属校から大学進学を目指すというのも一つの選択肢です。

3.校則の縛りがきつくない
髪型やスカート丈などを校則で厳しく制限する学校と、法律に触れなければ何をしてもよいという自由な学校が存在します。規律の中で安心して過ごしたいのか、自由を謳歌したいのかなどでも学校を選ぶ視点が変わってきます。

4.制服
制服がある学校とない学校、ブレザーの学校と学ランの学校など、制服についても各学校の個性があります。3年間毎日着る制服ですから、こだわりのある人は制服を基準に学校を選ぶという視点もあります。

5.通学時間・手段
学校までの所要時間や電車通学や自転車通学といった通学手段も重要な視点です。
毎日学校まで1.5時間、往復3時間だとすると1か月で90~100時間程度を通学に費やすことになります。その時間を無駄と思うか、価値ある時間と思うかは通う学校の魅力にもよりますね。

6.OBや先生
その学校に憧れの先輩が通っているとか卒業生に尊敬する人物がいるといった人のつながりで選ぶこともあります。同じ学校に通えば、その人と会える可能性もあります。

7.学費
3年間その学校に通うのにどれくらい学費がかかるか。親御さんは気にするかもしれません。受験生自身が学費を気にして学校選びをするのはあまりお勧めしませんが、お金を出してくれる人との相談は必要だと思います。

まさお
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重要なことは、自分が学校を選ぶ際に優先したい項目が何かを考えておくことです。それが決まればおのずと候補となる学校が浮かび上がってきます。
候補が出てくれば後は学校見学に行けば、なんとなくここだという学校が見えてくるはずです。

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志望校が決まる理由はさまざま

もし身近に志望校が決まっている友達がいたら、なぜその学校を志望しているのか聞いてみましょう。

明確な理由がある場合もあるでしょうが、意外にも「なんとなく」とか「家から近いから」といった理由の人もいることと思います。

つまり志望校を決めるというのはそれほど大仰なものではなく、なんとなくからスタートしてその学校を知るうちにどんどん思い入れが強くなるというケースが多いのです。

志望校が変わるのは悪いことではない

また、各学校を調べているうちに「当初思い描いていた学校とはちょっと違うな」と思うこともあるでしょう。その場合は、志望校を早く変えてしまった方がよいです。

「一度学校の先生に伝えてしまったから変えづらい」などと思って、しばらく時間が経ってしまうとどんどん志望校を変えづらくなってきます。変えるなら早い方がよいです。

また、実際の受験は1校しか受けないというわけではないので、公立高校と私立高校をうまく組み合わせて複数の志望校で「志望校群」を作るという考え方も有効です。

3校ある志望校の内、どこか1つには入れればOKといった志望校の考え方もあり得ます。

候補となる学校の情報はどんどん仕入れておく

志望校の候補になるが校の情報はどんどん仕入れておくようにしましょう。

一番手軽な方法は学校案内を買うことです。
本屋さんにある学校案内を見れば地域の公立高校・私立高校の主だった情報はほぼ入手可能です。

また、各学校のホームページも今は充実してきていますから、気になる学校のホームページは必ずチェックするようにしましょう。

近所に住んでいる子や中学の先輩が通っている学校の情報が入るならそれも参考にできます。

何にせよ、多くの学校の情報を集めることが重要です。

まさお
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いかがでしたか?
志望校が決まらないと言って焦るのではなく、自分が大事にしたいことを一つ決めて、それをきっかけに学校を眺めてみるとちょっとずつ興味のある学校が見えてくるようになるはずです。
その際に気を付けたいのは、「成績」を最初に考えないことです。成績はこれから勉強すればいくらでも変えられるのですから、1学期の間は成績を考慮した志望校選びはしない方がよいと思います。

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