【学校選択問題校の倍率一覧】埼玉県公立高校高倍率校まとめ

高校入試
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まさお
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こんにちは。まさおです。
3/4、埼玉県公立高校の合格発表がありました。合格した人も、残念ながら不合格になってしまった人も自分のこれまでの努力の成果をきちんと受け止めて、次に向かってスタートを切る準備を始めましょう。
今回は「埼玉県公立高校の倍率」を取り上げます。

埼玉県公立高校の倍率

◆倍率トップ10はどこ?
⇒トップ10中、5校が理数科、2校が英語科、普通科は3校のみ
トップ10中、学校選択問題実施校が9校
◆普通科の倍率トップ10は?
⇒トップは市立浦和の2.06倍
トップ10校中、学校選択問題実施校が8校
県南部の学校選択問題校軒並み高倍率

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埼玉県公立高校の合格発表

3/4、埼玉県公立高校入学者選抜の合格発表がありました。
各学校の受検者数と合格者数は以下のリンク先のPDFから確認が可能です。

令和4年度 埼玉県公立高等学校における入学許可候補者数・欠員補充人員

東京や埼玉はこの表をPDFでしか公表しないので、データ取得が少し大変です。
千葉はエクセルもつけてくれるので可能がしやすいのですが、独自のレイアウトが入ったエクセルなので少し手間がかかります。

各公立高校の入試情報ももう少し加工や保存がしやすいエクセル形式にしてもらえるとよいのですが、各都県の教育委員会のご担当者様、ぜひご検討ください<m(__)m>

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倍率上位校の動向

受検倍率の記事を書いたときに全日制普通科の倍率トップの学校をご紹介しました。
今回は合格者数と最終倍率が追加されていますが、いくつかの学校では、入学許可候補者数よりも多くの合格者を出していて、最終倍率が少し下がっているところがあります。
赤字のところが合格者が多く出ているところです。

順位学校選択
問題
学校名学科
コース
入学許可
予定者数
志願者数受検者数志願倍率合格者数倍率前年
倍率
1所沢北理数科4097972.43402.401.73
2大宮理数科4098892.23402.232.28
3市立浦和普通科2405125062.112462.061.84
4川口市立普通科2805135091.822811.811.71
5川口市立理数科4075731.83401.782.05
6松山理数科4067661.65401.651.73
7和光国際外国語科791291271.61791.611.04
8越谷北理数科4065641.60401.601.73
9浦和西普通科3585585551.553591.541.37
10市立大宮北理数科4064611.53421.452.27

今回、学校選択問題採用校に○印をつけてみました。
松山高校以外はすべて学校選択問題校です。

学校選択問題とは

通常の学力検査問題に比べ、より応用問題が多く出題されたいわゆる難易度の高い問題セットのこと。
数学と英語の2科目を県が用意する。
学校長が学校選択問題を使用したいと県に通知すれば、どこの学校でも使用ができる。
2022年度入試では22校が学校選択問題を使用した。

まさお
まさお

大宮北は今年から学校選択問題になりました。昨年の理数科の倍率は2.27と高かったのですが、学校選択問題になったことで少し受験生が減ったようです。

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学校選択問題実施校の倍率

学校選択問題を採択した学校のうち、普通科の倍率を高い順に並べてみました。

順位学校名学科
コース
入学許可
予定者数
受検者数志願倍率合格者数倍率前年
倍率
1市立浦和普通科2405062.112462.061.84
2川口市立普通科2805081.822811.811.71
3浦和西普通科3585541.553591.541.37
4普通科3184671.473181.471.36
5大宮普通科3184591.443181.441.47
6越谷北普通科3184601.453221.431.34
7浦和第一女子普通科3585131.433611.421.35
7所沢北普通科3184511.423181.421.43
7和光国際普通科2383381.422381.421.14
10川越普通科3585091.423611.411.35
11川越南普通科3585021.43581.401.66
12越ケ谷普通科3584851.363611.341.33
13川越女子普通科3584801.343601.331.28
14所沢普通科3584631.283581.291.22
15浦和普通科3584531.273591.261.26
16春日部普通科3584441.243581.241.27
16川口北普通科3584471.253611.241.04
18不動岡普通科3584381.223581.221.32
19熊谷西普通科2783111.122801.111.12
20熊谷普通科3183491.13191.091.02
21熊谷女子普通科3183421.083181.081.12
21市立大宮北普通科2803051.092821.081.32

右端に前年の倍率を付記しました。前年との比較をしてみると、極端に前年の倍率が低かった学校は受検者が集まって倍率が上がっています。
和光国際川口北などが顕著な例です。

不動岡熊谷地域の3校など、県の北部にある学校選択問題校は1.1~1.2倍に落ち着いていて、かなり合格しやすい部類だと思います。

今年初めて学校選択問題を採択した大宮北は初年度という言ことで敬遠されました。ただし、今年の倍率が低かったこともあり、来年は今年よりも倍率が上がると思います。

まさお
まさお

学校選択問題採択校は、基本高倍率の厳しい競争入試校と考えるべきです。それでもチャレンジする場合はそれ相応の準備をして学力をつけておく必要があるでしょう。
一方で、学校選択問題と共通問題のボーダーラインにある川口北や大宮北などの学校は敬遠されがちなので、他校に比べると倍率が低く出る傾向があります。
受験者動向を見極めると合格するチャンスが拡大するかもしれませんね。

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