こんにちは。まさおです。
9/13、大学入試センターが令和5年度の共通手薄角新型コロナウイルス対策を発表しました。
少し緩和されて、38度の以下の発熱であれば継続受験が可能になっています。
とはいえ、38度近い熱が出ていてよい点数が取れるとは思えないですよね…(汗)。
入試で結果を出すためには、試験当日を万全の体調で迎えることが重要です。
今回は「受験生の体調管理のポイント5選」を解説します。
令和5年度共通テストのコロナ対策
9/13、大学入試センターは令和5年度大学入学共通テスト時のコロナ対策を発表しました。
例によって資料がいっぱいあってわかりづらいんですよね…。
ポイント簡単にまとめます!
令和5年共通テスト体調不良者の扱い
まずは以下のチェックリストの抜粋を見てください。これが令和5年度の共通テストで使われる健康チェックリストの主要部分です。全体はリンク先のPDFで確認可能です。
ポイントだけ書き出すと以下のようになります。
- A欄で1つ以上、B欄で2つ以上の該当がなければ受験可
- 38度以上の発熱がある場合は受験不可
- 息苦しさや倦怠感など、A欄の項目に1つ以上該当があれば受験不可
- 38度未満の熱があっても息苦しさや倦怠感がなければ別室受験可
- せきやのどの痛みなど、B欄の項目に2つ以上該当があれば受験不可
これまでは37.5度以上の熱があった場合は受験不可だったわけですが、令和5年度は38度未満であれば受験可能になったというところが大きな違いです。
これにより、追試での受験者は今年以上に減っていくものと思います。
追試で受験する可能性が低くなるのは受験生にとっては朗報ですが、体調不良のまま試験場にっても実力が発揮できるわけではありません。
受験生にとって大事なのは、以下に万全の体調で試験場に臨むかですよね。
そのポイントを少し解説します。
受験生の体調管理方法5選
受験生が入試当日まで万全の体調でいるにはどうすればよいのでしょうか?
過去に多くの受験生が体調不良で不本意な試験結果となるケースを見てきました。寝る時間を削って勉強しても、結局体調不良で実力が発揮できなければ本末転倒です。
ちょっとした心がけで体調はかなり変わります。重要ポイントを5つご紹介します。
1.感染防止の基本「マスク・消毒・手洗い・うがい」
コロナ禍になってインフルエンザの罹患者が減りました。それは、新型コロナウイルスの感染対策がそのままインフルエンザの予防にもつながっているからです。
日常に生活の基本である、「マスク着用」「消毒・手洗い」「うがい」を徹底することが第1歩です。
学校生活などもかなり緩んできてマスク着用頻度も下がってきているかもしれませんが、予防措置としてのマスクは非常に効果があります。
また、帰宅時の手洗いとうがいもすべての基本ですので必ず徹底しましょう。
勉強と一緒で、基本事項を徹底的に行うことが第一歩です。気のゆるみは大けがの下と思って日々の生活の基本動作として徹底しましょう。
2.規則正しい生活パターンを維持
2つ目のポイントは、起床時間・就寝時間をはじめとした「生活パターンの維持」です。
受験生はとかく試験前に無理な生活を送りがちです。深夜遅くまで勉強をして寝不足のまま学校に行くような生活は長続きしないばかりか、免疫力を低下させます。
睡眠時間を長く確保しなくてもよいですから、0時30分に寝て6時30分に起きる6時間睡眠を最低でも維持するようにしましょう。
週に1回程度はもう少し長い時間を睡眠に充ててもよいと思います。7時間30分程度が適切という説もあります。睡眠は90分周期で深い眠りと浅い眠りを繰り返すとも言われていますので、6時間の次は7時間30分と考えるとよいでしょう。
昔は「四当五落」などという言葉があり、4時間睡眠で合格、5時間睡眠で不合格などと言われましたが、今の時代は「六当五落」というようです。6時間睡眠を確保することの方が睡眠時間を削って勉強するよりも合格しやすいという意味です。
3.部屋の温度と湿度の管理
3つ目のポイントは部屋の「温度と湿度の管理」です。
特に湿度はウイルスの活動などに影響するので、意識をした方がよいでしょう。
自分が普段勉強をしている部屋、例えば自宅の勉強部屋や塾の自習室などの温度や湿度がどう管理されているかをきちんと確認をしておきましょう。
ウイルス感染予防としては、
・室温:20~25℃
・湿度:40以上
というレベルが推奨されています。
室温は来ている服の着脱でもある程度調整ができますが、湿度はなかなか自分一人でコントロールできません。
湿度が思った以上に低い場合は加湿器を入れてもらうか、その部屋の使用をやめるかといった対応を取りましょう。我慢して使用し続けると結果自分の体調に影響をきたします。
このあたりの配慮が行き届いているかで、その塾の質がわかります。室温と湿度に気を使わない塾は、ちょっと考えモノですよ!!
4.体を冷やさない服装
4番目は免疫力を下げないためにも「体を冷やさない」ことです。
寒い部屋で服装も薄着のままだと体温がどんどん下がっていき、免疫力が低下します。
特に寒い冬の時期は着脱可能な服を用意して、部屋の状況に合わせて少し暑いと感じるくらいの厚着をしておいた方がよいです。
また、外出して体が冷えてしまったなと思ったら、早めに温かいお風呂に入って体を温めるなどの工夫をするだけで、風邪をひきにくい体にすることが可能です。
受験生は勉強に集中すると、体が冷えているの気づかず、体調が悪くなってから「あれ?」と思うことが多いものです。日頃少し厚着をすることを心がけるだけでもかなり体調維持に貢献すると思います。
5.日常生活での不意のけがにも注意!
5番目は、病気と少し離れますが、「不慮のけが」への注意です。
過去の受験生の中には、体育の授業で手首を骨折してしまったとか、掃除の時間にふざけていて足をねん挫したとか、様々なけがの事例がありました。
特に、利き手のけがは答案を書くスピードに影響を与え、試験で全く実力が発揮できない状況になってしまったりするので、絶対に避けたいところです。
体育の授業で手を抜けとまでは言いませんが、ストレス解消とけがのリスクのバランスの中で適度に息抜きをするような対応が望ましいです。
病気と違って、けがは治療に長い時間がかかります。特に手の骨折や捻挫は1カ月単位で学習に影響を与えますから、要注意です。
試験場に万全の状態で向かうことが大事
いかがでしたか?
入試で合格を勝ち取るには、実力を蓄えることと蓄えた実力を発揮できる状態に自分の体調を維持することの2つがバランスよく行われていることが大事です。
日常生活にも気を使いながら、万全の体制で試験を向けられるようにしましょう!
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