まさお
全国初の公立小中高一貫教育校の「立川国際中等教育学校附属小学校」。
昨年は30.98倍という高倍率で注目されました。2年目の今年はどのような応募状況になっているのでしょうか?
1次抽選が11月14日に実施され、予定通り400名が通過。抽選倍率は4.49倍となりました。
今回のテーマは「立川国際付属小の応募状況」です。
令和5年度応募状況
都立立川国際中等教育附属小学校は全国初の公立小中高一貫校として、2022年4月に東京都立川市に開校。
2023年度入学者の選抜予定は以下の通りです。
立川国際附属小(一般枠)の選抜予定
- 第1次(抽選)及び発表 令和4年11月14日(月曜日)
※ 受検者が一定の人数を超えた場合は抽選を実施する。 - 第2次(適性検査) 令和4年11月27日(日曜日)
※ 検査方法は、筆記、インタビュー、運動遊びとする。 - 発表 令和4年12月3日(土曜日)午前9時
- 第3次(抽選)及び発表 令和4年12月3日(土曜日)午前11時から
※ 第2次通過者を対象に第3次(抽選)を実施し、合格者を決定する。
初年度は58名の募集枠に対して応募者は1,797名と最終倍率は30.98倍となりました。
2年目の今年はさすがにこれは無理と敬遠した層もいると思われますが以下のような高倍率です。
区分 | 募集人員 | 応募人員 | 1次抽選 通過者 | 1次抽選 倍率 | 最終 応募倍率 | 前年度 抽選倍率 | 前年度 応募倍率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
男子 | 29 | 735 | 200 | 3.68 | 25.34 | 4.58 | 31.59 |
女子 | 29 | 681 | 200 | 3.41 | 23.48 | 4.41 | 30.38 |
合計 | 58 | 1,416 | 400 | 3.54 | 24.41 | 4.49 | 30.98 |
第2次の適性検査の受検枠は男女各200名の400名ですから、1,416名を400名に絞る抽選を第1次抽選として行いました。
1,016名は適性検査を受けることもできずに受検終了となります。
昨年よりも緩和したとはいえ、1,000名が門前払いという状況はやはり異常という感じがしますね。
また、小学校募集では男女別の募集枠が問題にならないのかという点も今後注目すべきだと思います。12年一貫教育ということは18歳まで同じ環境にいることが前提です。
小学校時代の学習環境は極力男女同数が望ましいような気もしますが、12年間の間に性自認も変わってくるでしょうから、入り口段階の都合だけで募集人員を判断しない方がよいのかもしれませんね。
まさお
昨年もそうでしたが、女子の方が応募人員が少なく倍率が若干低くなっています。やはり小学校から自宅の遠くに通うとなると、女子は少し抵抗があるのかもしれません。
コメント