【中学生】授業の受け方を変えれば通知表・内申点は劇的に上がる

高校入試
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中学校の通知表は内申点となって高校入試で少なからず合否に影響を与える重要な指標でした。
通知表の結果は定期テストの結果がメインでつけられますが、定期テストだけがすべてではありません。

ここでは、定期テスト以外で通知表をアップさせる方法について取り上げます!

ちなみに、定期テスト前の学習方法は以下の記事をご参照ください。

まさお
まさお

通知表の結果は定期テストのウェイトが高いのは事実だけれど、主要5教科以外の科目はテスト以外が中心に評価されるよ。
また、主要5教科も授業態度が大きく影響するので、以下の項目を意識しておこう。
過去に授業態度を変えただけで通知表が5~7くらい上がった生徒もいるよ!

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通知表はどのようにつけられるのか

学校の先生は通知表をどのようにつけているのでしょうか。

学校の先生は、学校教育法で「指導要録」という記録を必ずつけなければならないと決められています
これは、転校などがあった場合には転校先の学校に送付され、前の学校でどのような活動をしていた生徒かを転入先の学校でも把握できるようになっています。
指導要録は卒業後、20年間の保管が義務付けられています

記載内容はともかくとして、制度としてはきちんとしていますね。

ちなみに指導要録の標準書式が文部科学省のページにアップされています

指導要録(参考様式):文部科学省

ここの書式を見ると、なんと通知表とそっくりですよね。
つまり通知表や高校に贈られる調査書(内申書)はこの指導要録がもとになっているのです。

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指導要録に書かれている内容

ここを見ると、成績に関する記録は以下の2種類があることがわかります。
※ちなみに、以下の書式は2020年度以降順次小学校から導入される新指導要領における指導要録の参考書式です。

学期ごとにつけられる3種類の観点(ABCの3段階)
学期ごとの評点(5~1の5段階)

現行指導要領下では、観点別評価は4観点(国語は5観点)ありますが、今後3観点に統一されていく予定です。

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通知表を上げるにはどうすれば良いか

さて、通知表の評価を上げるにはどうすればよいかという話ですが、定期テストが中心とはいえ、定期テストの得点だけでは成績はつけられません

上記の観点別評価の各項目を見ながらテスト以外の対策を考えてみましょう

知識・技能

これは多分にテストの成績に影響されます。計算技能や単語の知識などが主たる評価構内用となります。
一方で、主要5教科以外では音楽の歌のテストや美術の作品提出などが対象となりますので、作品をいい加減にやらず、一生懸命やるということが大事になります。

まさお
まさお

技能教科「音楽・技術家庭科・美術・体育」は、授業に一生懸命取り組んでいるだけで評価が上がるよ!
上手い・下手、得意・不得意ではないので、手を抜かずに頑張ろう。

思考・判断・表現

これはテストの答案でも測られますが、そうそう記述問題ばかりを出して表現を見ることはできません。よって、授業中の発表や提出物などを加味して決めていくことになります。

ここで重要なことは、2点あります。

① 授業内での発表などの際に、自分の考えを簡潔に発表することを心がける。
例えば、「〇〇についてどう思うか」というような先生からの問いかけに対して、「〇〇だから」を常に簡潔にわかりやすい言葉で答えるように心がけるということです。

② 意見を言う場合に理由づけを明確にする。
①とも関連しますが、授業中の発表で意見を言う際に理由が明確であることが重要です。「〇〇があるから、●●の方がよいと考える」というような判断根拠を明示する習慣をつけることで、先生の印象に残すことができます。

③ レポートなどの提出物は少し丁寧に取り組む
提出物がある場合に、ただ義務として出すのではなく、自分なりの工夫を先生に伝わるように入れておくことが重要です。
たとえば、まとめ部分を蛍光マーカーで囲んでみるとか、イラストを入れてみるとか…。
そのような工夫ができることがうまく先生に伝わるとよい結果が出るでしょう。

主体的に学習に取り組む態度

最後のこの項目が成績向上のためのポイントとなります
テストの得点で現れづらい最大のポイントは「積極性」です。
・授業中に積極的に挙手をする
・意見を求められた場合にはっきり意見を言う(あっている必要がありません)
・先生の授業進行の助けとなるような態度をとる
・授業前後の時間でも先生と積極的にコミュニケーションをとる
・提出物は締め切り厳守で提出する

といった対応ができると、先生としてもよい成績がつけやすいのです。

特に、授業に関係あるなしにかかわらず、不明点を質問するという対応が効果的です。
試験範囲に関する質問や、授業に関連して気になるニュースなどについて先生の考えを聞くといった態度は評価されやすいです。

まさお
まさお

成績を上げるコツは、授業への取り組み態度を変えること。
答えに自信がなくても手を挙げてみる間違いを恐れず積極的に先生にぶつかっていくということができるだけで、かなり評価が変わります!!

まとめ

テスト以外に以下の点を学校生活で意識すると通知表が上がりやすくなります。

・授業中に積極的に手を挙げる
・授業前後に疑問や質問を先生にぶつけてみる
・提出物は工夫の跡が先生に津合わるようにマーカーやイラストを入れてみる
・提出物の締め切りは守る
・発言をする際は理由を明確に言えるよう心がける
まさお
まさお

先生が気付くくらい劇的に変えると、その分劇的に成績に反映します!
過去に多くの先輩たちが成功してきたやり方なので、ぜひ試してみよう!!

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