【何が大事?】高校野球のコロナ対応に見る、本質が見えない大人たち

本質が見えない大人 教育に関する政策
まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
連日新型コロナの感染者が増加する中、いよいよオリンピックの開幕が近づきました。高校野球では米子松蔭高校鳥取県大会に出場辞退になったり辞退が取り消しになったり、右往左往しています。何が大事なのか、大人も本質が分からなくなっている感じです。
今回のテーマは「高校野球で考える、本質的な判断について」です。

高校野球で考える、本質的な判断とは?

◆日本は同調圧力が強く一度叩かれると復活が難しい
⇒叩かれるのを恐れるあまり過剰な対応が目立つ
⇒米子松蔭問題は、県高野連のルールにのっとった対応である意味正しかった
◆高野連のルール設計自体が甘かった
⇒学校関係者1名の陽性、選手は全員陰性の場合など、事前想定がない場合は都度判断が必要
ルールを作ってそれを守ることが目的化しないことが重要

大人こそ「思考力・判断力・表現力」が必要

米子松蔭高校野球部は、試合前日に学校関係者1名に陽性者が出たことから、選手46人全員が陰性だったにもかかわらず試合開始50分前に辞退を申し出て不戦敗となりました。

高校野球連盟の規定に「学校関係者に陽性者が出た場合は出場辞退」というような記述があったようです。
米子松蔭はすでに各種報道でも出ている通り、陽性になった学校関係者は野球部とは無縁で野球部員には陽性者が出ていなかったそうです。

ポイントは、
①県高野連のルールに従って出場辞退が妥当と判断したこと
②県高野連側も出場辞退をそのまま受理したこと
③ツイッターなどで騒ぎが大きくなってからルールの見直しをして不戦敗を取り消したこと
です。

いずれも大人が目の前の問題への対処として下した決断ですが、いずれも「思考・判断」において適切だったのか疑問が残ります。

まさお
まさお

米子松蔭の野球部主将のツイッターで騒ぎが大きくなってこの対応になったわけですから、主将は「ナイスプレー」だったわけですが、逆に言うと、これがなければそのまま彼らの夏や終わっていたわけですので、やはり大人の判断も拙いと言わざるを得ないですね。

判断で大事なことは事実の正確な把握

ルールが決まっていて、何も考えずそのルールを守ることに慣れてしまうと、物事を本質的に考えなくなってしまいます。

今回の一件も、学校関係者に1名でも陽性が出たら辞退というルールに従ったまでということなのでしょうが、その際に「このルールはさすがにおかしいぞ?」と思えたかがポイントです。

物事の判断において重要なのは、関係する事実をきちんと集めて判断材料とするということです。

今回の一件で言えば、
①陽性になったのは学校関係者1名
②野球部員とは一切かかわりがなく、野球部員は全員陰性
③それでも辞退になるのは野球部員心情を思うに受け入れがたい
という整理がついたかどうかです。

決められたルールを守ることが目的化してしまっていれば、そもそもこのような疑問すらわかないのでしょうが、今回は「オリンピックは強行される」、「去年中止になった甲子園も交流試合などをやって選手に報いようとしていた」、「米子松蔭は優勝候補」といった情報が並んでいれば、何とか出場するべく調整をしないといけないだろうという動きになるはずです。

そのあたりの判断を冷静に行うには、ルールに反逆する勇気も求められるのですが、今の時代に求められるもはまさに、「ルールが時代に合わなくなったらそのルールを変えるべきだと言える人」です。

まさお
まさお

今回のツイッターを学校の先生が、このままだとひっくり返せないからツイッターとかで世論を作れというような指示をしていたら、それはそれですごいと思うのですが…。
逆にツイッターで世論を作らないとひっくり返らないようなルールの方が問題とも思いますね。

事実を積み重ねて、目的は何か、今の判断は目的を達成するために有効かといった視点で冷静に物事を見て異を唱えられるかどうかがポイントになると思います。

これは大人になってからの大切な視点なので、中高生の皆さんはぜひ意識しておくとよいでしょう。

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