【E判定からの逆転】現役生のラストスパートで大事なこと

入試直前ラストスパートで大事なこと大学入試
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
共通テストまであと2カ月となりました。受験生の中には模擬試験の志望校合格判定がずっとE判定のままという人もいると思います。ここからのラストスパートで逆転合格をするにはどうすれば良いのでしょうか?
今回は「E判定からの逆転。現役生のラストスパート」というテーマです。

E判定からの逆転合格に必要なこと

◆現役生は直前に伸びるので逆転が多い
⇒模試のE判定は10月や11月時点での浪人を含んだ相対順位
現役生は理社を中心に直前期に一気にに伸びるので逆転合格も多い
◆現在の判定と合格ラインとの距離をつかみ逃げずに対策
苦手科目を徹底して鍛えることが大事
過去問を見て出ないものはやらないことも大事
効率重視で最後まであきらめずにやり切る

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E判定でも凹まずに冷静に現状を理解しよう

現役生は、10月や11月の模試でE判定が続き、このまま志望校を変えてしまおうかと悩むケースが多いです。

そこで志望校を下げる受験生と志望校を維持する受験生、志望校を維持して逆転合格する受験生と志望校を維持した結果、不合格で浪人してしまう受験生と運命は様々に分岐します。

この、「E判定で受験し、逆転合格する」人は何が起こって逆転しているのでしょうか?

入試は単純で、試験当日の得点が合格最低点を越えれば合格できるのです。

逆転合格をしている人は、入試本番までの2~3カ月の学習で合格ラインに届くまで自らの得点力を上げているということです。

果たしてどうやって合格ラインにたどり着くのでしょうか。
そのポイントを解説します。

現役生は理社の得点が直前で伸びる傾向

まず、現役生の模試の得点の出方について理解しましょう。

一般的に、現役生は理社の学習が遅れがちで、10月や11月段階では試験範囲をすべて学習しきれていなかったり、覚えるべき知識が身についていない状態で模試を受ける傾向が強いです。

その結果、履修が早い中高一貫の生徒や浪人生に比べて、理社が足を引っ張り大きく得点を落とすことが多いです。

ところが、理社は経験を積めば短期間でもぐんぐん実力を伸ばすことが可能です。
理社の自分の得点をみて、全然だめだと思っている人は、逆に理社を徹底して伸ばせば合格ラインに届く可能性があるとプラスに捉えるべきです。

過去問を丁寧に見て出題傾向に合わせて学習する

もう一つ重要な視点は、模擬試験の問題セットと各大学の入学試験は出題傾向に違いがあるということです。

共通テストは模擬試験と実際の試験がかなり似ているので、この出題形式に合わせて対策をするしかないのですが、国立の2次試験や私大の個別試験と予備校の記述模試は大学ごとに似ている、似ていない、の差が大きいです。

出題形式が志望大学と模試で少しずれている場合は、模試の結果が必ずしも正しい合否可能性になっていないことがあります

その場合は、当然、過去問の出題形式を見てそれに合わせた学習をすれば逆転合格の可能性は高まります

特に、記述問題の出題形式や採点方法(部分点の扱い)などを正しく理解して、それに合わせた回答練習をすることで、模試の判定以上に合格可能性を上げることが可能です。

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過去問を使い倒して解答を覚えるくらいまでやる

直前期には過去問が最強の教材になります。

模擬試験もよい教材ではありますが、前述の通り出題形式が大学ごとの個別試験と必ずしも一致しない問弱点があります。

そのため、総合的な復習は模擬試験の解きなおしで行い、合格ラインを超えるための最終調整は過去問を使って行うというのが重要です。

過去問演習について、「過去に出たのだからその問題はもう入試で出ない」というようなことをいう人がいますが、非常に表面的な発想だと思います。

全く同じ問題は出ないでしょうが、多く場合同じ形式の問題が翌年も出るわけです。
出題形式が似ていることこそ、得点力を上げるための最強の教材になり得るのです。

まずは、過去問を全教科解いて、総得点を自己採点で出し、合格最低点と比較をしましょう。
その上で、足を引っ張っている教科を中心に何度も解きなおしをすることが大事です。

過去10年分くらいを徹底してやり切れば、合格ラインに到達するイメージができるはずです。

これを入試直前期の2カ月で徹底してやり切ることこそが、ラストスパートなのです。

まさお
まさお

ラストスパートの時期は、長時間、根を詰めて、あきらめずにやり切ることが大事です。体力的にもかなり厳しいですが、やり切って入試に臨めばそれに見合った結果が出るはずです。
ポイントは自分がやった努力の分しか実力はつかないということ。

ラストスパートはマラソンと一緒で苦しみの中に希望を見つける行為なので、覚悟が大事です。

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