【人気学部はどこ?】コロナ禍の2022年度国公立大学志望動向

2022年度国公立大学志望動向800大学入学共通テスト
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まさお
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こんにちは。まさおです。
国立大学の2次試験の出願が続いていますが、今年の人気学部はどこなのでしょう。昨年の11月ごろにコロナが落ち着いたこともあり、法学系などの人気が復活気味という報道がありました。
河合塾の集計データをもとに考えてみたいと思います。
今回のテーマは「2022年度国公立大学志願動向」です。

2022国公立大学志願動向

◆コロナ禍で資格系の人気が継続
歯学部・薬学部で多くの志願者を集める
⇒医学部は共通テスト平均点下落の影響もあり敬遠気味
⇒法・政治系は人気復活の兆し
社会・国際系はコロナの影響で志願者が集まりづらい状況

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「共通テストリサーチ」による志願動向

1/20、河合塾は共通テストリサーチの結果に基づいて、国公立大学の志願動向をまとめた特集ページを公開しました。

上記サイト内にある国公立大学の志願状況のグラフを以下に抜き出しておきます。

河合塾「共通テストリサーチ」の分析資料より

ポイントは以下の通りです。

  • 前期日程の出願予定者は前年の98%と微減
  • 文系学部全体では前年比96%と人気が低調
  • 文系学部の中では「法・政治」が堅調
  • 理系学部は「理」「農」が堅調
  • 資格系は「歯」「薬」に人気が集まっている
  • 「獣医」「医」は共通テストの影響を受けて敬遠傾向
  • 国際系は前年引き続き人気が低調
まさお
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文系においては法学部系の人気が戻ってきました。昨年東大文Ⅰの合格採点が文Ⅱ・文Ⅲを下回るという話題が出ていましたが、逆にねらい目という見方をされているようです。

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コロナにより就職直結型の学部が人気

上記の通り、今回の志願動向も昨年同様コロナの影響を色濃く受けています

コロナ禍で海外旅行や外国との行き来が制限される中、「社会・国際」の人気が落ちており、資格を取って就職に強い「薬」などが人気となっています。

理系学部は文系に比べるとコロナ禍にあっても確実に仕事がありそうな部分も多く、堅調というのもうなずけます。

一方で、現在のコロナ禍をベースに自分の志望を変更していしまっているとなると、長い人生ではちょっと遠回りをする可能性もあります。
コロナ禍があと何年続くかはっきりしませんが、数年のうちに就職はしていくものと思われます。

アフターコロナでは新しい技術や新しい生活習慣に基づいた生活が進むため、社会のあり様もこれまで以上に大きく変化するでしょう。

現時点での社会情勢に目を向けて学部選びをしても、卒業するときには様子が全く変わっている可能性も十分あり得るということです。

資格取得とか、修飾に強いといった視点は大事ではありますが、本当に自分の長い人生をかけてずっと携わっていきたい分野かどうかをきちんと見極めていくべきだと思います。

まさお
まさお

大学の学部選びは受験生にとってなかなか難易度の高い選択だと思います。今は一つの起業に長く勤める時代でもないため、自分の能力をどう磨いていくかが大事です。

学部選びはそのとっかかりともいえるので、長く付き合っていける分野を選択していくようにしましょう!

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