【流行りは環境問題】都立高校推薦入試の小論文・作文テーマ

都立高校推薦入試の小論文・作文テーマ高校入試
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まさお
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こんにちは。まさおです。
9/1、東京都教育委員会は令和4年度都立高校推薦入試で出題された作文・小論文等のテーマの一覧を公表しました。

例年6月末には公表していたのが、今年は2カ月ほど遅れての公表となりました。どのようなテーマが作文・小論文のお題として出されたのでしょうか。
今回のテーマは、「令和4年度都立高校推薦入試の作文・小論文のテーマ」です。

都立高校作文・小論文のテーマ

◆試験時間と制限時数は?
試験時間は50分、作文等の文字数は600文字が標準
⇒過去問を見て練習しておけば時間が足りないということはなさそう
◆出題されやすいテーマは?
⇒圧倒的に多いのが環境問題・脱炭素・カーボンニュートラル
高校生としてどのような生活を送りたいのかも定番
過去問題をきちんと見て塾や学校の先生に添削してもらうことが大事

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都立高校推薦入試作文テーマ一覧

東京都立高校は首都圏の中でも少数派となった推薦入試を実施しています。

多くの学校は調査書以外に、作文または小論文を課しています。

例年、東京都教育委員会は、都立高校推薦入試の作文・小論文のテーマ一覧を6月下旬に公表してきました。
今年は7月には行ってもなかなか公表されなかったのですが、9月1日になって作文・小論文のテーマ一覧が公表されました。

まさお
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担当者が忘れていたのか、何か他に忙しい行事でもあったのかわかりませんが、今年は例年より2カ月遅れの公表となりました。

小論文・作文のテーマ一覧

以下のリンクにて確認が可能です。

令和4年度東京都立高等学校入学者選抜における推薦に基づく選抜で実施した小論文・作文、実技検査のテーマ等一覧

まさお
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トップ校がどのようなテーマの作文を課して、それに対してどう対応すればよいかといった話は別の記事で書くようにします。
今回は概観をまとめてみてみましょう。

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都立高校の作文・小論文の傾向は?

このように一覧形式でまとめてくれると、都立高校全体がどのようなテーマで作文や小論文を課しているかを眺めることができます。

全体を眺めてみると、出やすいテーマというのがやはり見えてきますね。
全体傾向を少しひも解いてみましょう。

制限時間と文字数は?

令和4年度の都立高校推薦入試では、小論文を課した学校が34校、作文を課した学校が109校ありました。また実技試験を課した学校が17校でした。
※学科・コース等でカウント数が少しずれているかもしれません。

その内、作文・小論文を課した学校の多くが制限時間50分でした。
作文や小論文の文字数も600字以内というのが一番多い状況です。

学校によっては、200字+400字のように、複数の問題に分けて合計で600文字程度を書かせるような出題も多かったのですが、全体として600文字前後を50分で書くと考えておけばよいでしょう。

まさお
まさお

必ず、自分の志望校の過去問を直接見るようにしてください。実際の問題は、一覧のようにも次回テーマではなく、もっと長い課題文や図、グラフなどが与えられています。
現物を見ることで、実際のイメージも大きく変わってきます

流行りのテーマはやはり「環境」

実際に小論文や作文で課されるテーマは何なのでしょう。
今回の一覧からキーワードを拾ってみました。

  • 二酸化炭素
  • 脱炭素
  • カーボンニュートラル
  • 持続
  • 文化
  • SDGs
  • 環境
  • 高校生

上記のような言葉が今年のテーマ一覧から多く出現してきました。

推薦入試というと、どうしてもその生徒の個性的なものの見方などを問いたくなってくるわけですが、とりわけ、「環境問題」「脱炭素社会」「持続可能な社会」といったテーマが出しやすいということがわかります。

また、「高校生」は出現回数トップですが、これは高校生になったらどのような自覚をもって3年間を過ごしたいかといった決意表明的な文章を書かせる学校が多かったことを示してます。

もちろん、学校で習った通り一遍の知識を書くだけでは物足りないので、自分が目指す環境にやさしい社会とはどのようなものかをいろいろな人の意見を参考に考えておくことが大事だと思います。

まさお
まさお

作文や小論文も制限時間内に答案を仕上げるという意味では立派な試験です。試験である以上必ず対策が有効です。出題内容や傾向をよくつかんで、自分の対応方法を確立しておくようにしましょう。

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