【作文・小論文に有効】すぐに効果の出る分かりやすい文章の書き方

表現力をつける
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
9/15から総合型選抜の出願がスタートします。小論文入試などが控えている人は文章の書き方などが気になっていることと思います。
今回は小論文入試の直前に読んでも効果の出る、「すぐに効果の出る分かりやすい文章の書き方」を取り上げます。

わかりやすい文章を書くポイント

何を書きたいかを常に意識する
⇒原稿用紙を埋めるために書いた文章は中身も薄くわかりにくい
⇒この文章を通して何を伝えたいかを書く前に確認すること
一文を短く書くだけで見違えるようにわかりやすくなる
短文を操れるようになれば物書きになれる
⇒一文が80字を超えるような場合は書いた文を通して読む習慣をつけてチェック

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小論文は訓練で見違えるように上手になる

小論文入試を目前に控えている受験生の皆さん。とくに文章を書くのが苦手な人は、「自分に文才がない!」とあきらめていませんか?
文才が必要なのは小説などの長い文章を飽きさせずに読ませるときで、1000~2000文字程度の小論文では文才など必要ではありません

必要なのは、自分なりの「型」を持つことと、練習によって短文の扱い方を身につけることです。
訓練で見違えるように上手になるのが小論文の面白いところです。

以下の記事は過去に紹介した小論文の書き方手順の記事です。
まずはこちらに目を通してから、以下の記事を読んでください!!

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手っ取り早くわかりやすい文章を書くポイント

上記ブログでも軽く触れていますが、手っ取り早くわかりやすい文章を書くポイントは以下の2つです。

1.その文章全体で何を伝えたいのかを明確にする
2.一文を短くして、文のつながりで意味を伝える

この2つのポイントが意味するところを解説します。

文章全体で何を伝えたいのかを明確にする

小論文で重要なことは、書き始める前の設計図です。

この文章の段落構成は?
結論としてどんな主張をする?
各段落で伝えたいポイントは?

これが整理できないうちに書き始めた文章はたいていうまくいきません。

与えられたテーマに沿って、自分が論ずる問題提起を作成し、それに対してイエスかノーかを論じるのが小論文の基本です。
その型を守って様々なテーマに触れていくと、どのようなテーマでもこの型にはめて論ずることができるようになってきます。
あとは、問題提起とそれに対する自分の意見、そう言える理由を文章を書き始める前にメモ書きで整理しておくのです。

これによって、各段落の文章を書く際に外してはいけないポイントが自覚され、内容が大きくぶれることがなくなります

まさお
まさお

様々な大学の過去問を演習する際に、同じ手順、同じ型で制限時間の90%以下の時間で書き上げることを意識しましょう。
最後は内容で採点されますが、時間内に型を守ってかけるだけでもかなり試験が有利に進行するはずです。

一文を短くすることで格段に文章がわかりやすくなる

文章をわかりやすくするもっとも簡単な方法は一文を短くすることです。
文章を書きなれていない人ほど、修飾語を多く入れてしまい、一文が長くなる傾向があります。
実例を挙げてみます。

「僕の将来の夢は、小さいころからあこがれだった、父の影響を受けたことから、パイロットになりたいです。」

この文は、いくつかの要素が混ざって係り受けがおかしくなってしまっていますね。
2つの文に分けて簡潔に述べることを心がけると以下のようになります。

「僕の将来の夢はパイロットです。父の影響を受け、小さいころからあこがれていました。」

このように、一文を短くしようと意識すればするほど、係り受けがシンプルになります。また一文が短くなるとリズムを生みやすく、読み手も文章に入ってきやすくなるというメリットがあります。

まさお
まさお

小論文を短期的に上達させるには、よい小論文をたくさん読むことと、それをまねて自分でも書いてみることです。最終的には実践した量が文章を書く能力アップに直結しますので、頭で理解して終わりにせず実践を重ねるようにしてください。

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