【学校再開の安堵と不安】不安な時こそ自信と目標設定が大事

入試全般
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まさお
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緊急事態宣言が解除となり、学校も分散登校等を交えながら再開したところが多いようです。
しかし、3カ月の休校は生活リズムを一変させてしまいました。
学校に行くことがこんなに大変だったとは!?と感じている人も多いことでしょう。

今回は「不安なこそ自信と目標設定が大事」というお話です。

不安な時こそ目標設定

受験生の不安は学校ごとの差による勉学への影響
→各校の対応がばらばらで、自分は不利なのではないかという不安感がある
目標設定をして目指すべき道を明らかにしよう
→目指すべきものが明確になれば、自然とやるべきことも明確になる

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来年受験を迎える生徒の不安

学校再開はいいけれど、これまでの休校期間の遅れががなくなったわけではありません。それでも世の中はほっと一息ついて、長いトンネルを抜けたような安堵感に包まれているようです。

@DIMEでは以下の記事で、受験生が現在抱えている不安を調査したアンケート結果を取り上げています。

すでに受験勉強に「支障が出ている」「どちらかといえば支障が出ている」と答えた人は約8割(78.0%)に達している状態で、さらに不安材料にどのようなものがあるかを具体的に教えてくれています。

404 Page Not Found|@DIME アットダイム
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この記事によると、受験生の不安は主に以下のような内容です。

1位は学校ごとの対応(休校等)の差による勉学への影響
2位は試験の中止・延期の可能性

3位は家での学習

まさお
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家庭学習は自分の意志の強さや自宅環境などによるもので、ある程度自分の工夫で乗り越えられるものでもありますが、1位は完全に教育委員会や学校ごとの対応による差で、本人の努力と少し離れたところの要因です。

端的に言えば、受験生に被害者意識がそれなりにあるということなのだと思います。

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目標設定と達成までの計画の重要性

今回の一連の対応は大人の問題も大いにあり、来年度の入試をどのように進めていくべきかは最大限の配慮を以て大人がきちんと設計してあげる必要があると思います。

一方で、受験生の側は現在置かれた条件を冷静に見ながら、自分のなすべきことをきちんと行っていく必要あると思います。

改めて、目標設定をする、あるいは目標設定を確認することが重要です。

目標設定で確認したいポイント

目標設定時には、改めて以下のポイントについて考えてみるとよいでしょう。

1.なぜ受験をするのか
受験は義務ではありません。自分が将来やりたいことやなりたい姿に近づくための手段です。改めて、自分は本当に受験がしたいのかを考えてみましょう。受験がしたいという結論がでるなら、どうやって受験を成功に導くか冷静に考えていきましょう。

2.目標校の設定はできているか
⇒学校説明会やオープンキャンパスが中止や延期となっており、目標校設定が遅れている人もいるかもしれません。一方で目標設定の遅れはその後のスケジュールに致命的に響いてきます。真剣に学校情報を集めて、仮決定でもよいのでここに行きたいと思える学校を見つけておきましょう。以下の記事が参考になると思います。

早稲田・青山学院・立教による合同説明会などもあります。このようなネット上の情報を有効活用していきましょう。

【大学受験2021】青学・立教・早稲田による合同説明会…ライブ配信6/1 | リセマム
大学通信は2020年6月1日、青山学院大学・立教大学・早稲田大学によるオンラインの合同説明会を開催する。3大学の入試担当が出演し、大学内容や入試概要の説明、質問コーナーを実施する。

入試までの大まかなスケジュールの立案

目標校を設定したら仮に入試日程が例年通りとした場合のスケジュールイメージを作っておきます。実際の入試対応については6月以降に文部科学省なり教育委員会から発表があると思いますが、それを待つのではなく迎え撃つという姿勢が大事です。

休校を考慮しても以下のスケジュールを死守できればよいと思います。

大学受験の場合

~11月末 入試範囲の学習完了
11月中旬~ できるものから過去問演習に着手
12月 共通テスト対策に重点
1月 私大・国立2次過去問演習

まさお
まさお

塾や予備校をフル活用して、とにかく11月末までに未履修範囲をつぶすようにしましょう!
過去問演習は11月上旬位から着手できればよいですが、厳しい場合でも11月中旬にはスタートすべきです。
過去問演習の時間は十分に取れず、かなりの圧縮日程で対応する必要がありますが、入試の前日まで粘りに粘って対応することが重要です。他の受験生も状況は似ていますから、自信を持ってやることが大事です。

高校受験の場合

~12月末 入試範囲の学習完了(理社を中心に1月末まで引っ張れる地域もあり)
12月中旬~ できるものから過去問演習に着手
~1月末 数英国に重点を置いた演習(入試に理社がない場合)
~2月末 理社の学習ウェイトを強化し、5教科の得点バランスを整える

まさお
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高校入試は大学入試に比べて試験範囲が狭く調整しやすいのですが、ここでも重要なことは未履修範囲をいつまでにつぶすかです。
中学は入試直前まで授業内容が追い付かない(入試までに終わらない可能性も高い)ので、塾や映像講座での先取り学習は必須だと思います。
過去問演習は入試の前日まで徹底的にやっておくべきです。理社は特に直前対策が有効ですので、教科ウェイトに注意をして計画を立てましょう。
すべてに先立つものは未履修範囲の潰しこみです。

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塾・予備校を最大限活用しよう

このような状況だと、学校の対応に頼ってしまうと、学校の対応の遅れが受験の失敗につながるリスクがあります。

学校の先生には最大限頑張ってもらいたいのですが、自治体の支援状況や財務状況などに厳然とした差があるのも事実なので、自助努力も必要だと思います。

その意味では、塾・予備校を最大限活用することを強くお奨めします

塾や予備校にまともに通うとかなりのお金が必要になります。もちろんそこまでできれば安心なのですが、そこまでは無理という人も多くいると思います。
そういう場合は映像講座や苦手科目のみを個別指導塾で対応するなど、フルスペックですべて対応してもらうのではなく、学習のペースメーカーやチェックシステムとして活用するようにすればよいと思います。

最後に自分を支えるのは自信

このようにいろいろ書いて来ましたが、不安は簡単に払しょくできないと思います。今回の新型コロナに関連した一連の対応は受験生自信に原因があるわけではないですから、理不尽さも感じていることと思います。

ここで大事なのは自分の行動や選択に自信を持てるような判断をしてほしいということです。

不安な時に自分を支えるのは、「これだけのことを自分はやってきたのだ」という自信です。自分だけで判断が難しければ、身近な大人にきちんと相談をする、塾や予備校の先生に話を聞いてみる、といった行動をとることが重要です。

緊急事態宣言解除により、ただ考えて不安になる段階から、不安を解消するためにアクションを起こすという段階にギアチェンジをすることです。
行動した量に応じて結果は必ず変わります。考えているだけでは結果は変わりません。
今すぐ行動を起こしましょう!!

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